FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
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教員紹介

近藤 真宣 教授

国際日本語学科長

近藤 真宣 教授 KONDO Masumi

3・4年ゼミナール、日本語文化基礎/演習、初年次教育ゼミナール、日本語教育評価法、日本語相互学習Ⅰ・Ⅱなど
研究分野・メッセージ
研究分野
もともとは文法研究、特に時間を指定する節を含む複文における前・後節のテンス、アスペクトが関心テーマでしたが、10数年ほど前に「日本語教育評価法」の担当となってから、評価の学習促進効果に関心が向きました。テスト-評価というと嫌な気持ちになる人もいるかもしれませんが、評価をうまく使えば学習の改善につながるのです。そのような効果を得るにはどうしたらよいか、また効果をどう検証したらいいかを考えています。
自己紹介・学生へのメッセージ
大学時代に数十年後の今の自分になることを想定して学んでいた、と言える人はめったにいません。私も、学生のころに熱中して取り組んだこと(初期イスラム史研究)は今の私にはまったく役立ちません。役立っているのは、知りたいことを知るための道筋をたどる感覚です。ですから、将来に役立つかどうかは脇におき、知的好奇心のおもむくままに、面白そう-知りたい-調べる-考える、ということを繰り返しましょう。考えたことがつながってくると学ぶことがより楽しくなりますが、まずは知的好奇心を活性化させることが大学生にとって重要なことだと考えています。
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阿久津 智 教授

阿久津 智 教授 AKUTSU Satoru

日本語史、日本語学概論、日本語表記論、日本古典文法Ⅰ・Ⅱなど
研究分野・メッセージ
研究分野
日本語学が専門です。そのなかでも、とくに、日本語の音韻、語彙、文字・表記など中心に研究をしてきました。最近では、音韻に関係する用語や概念について、その由来や意味・用法の変遷をたどり、各時代における音韻観などを探る研究を行っています。伝統的な「音韻」研究の理念を、言語学習に生かせないものかと思っています。
自己紹介・学生へのメッセージ
たまに日本語について質問を受けることがあります。たとえば、「『ひよこ』は、なぜ『ひよこ』というのか」、「『食べ物がまずい』の『まずい』は、どこから来たのか」、「『雨がそぼ降る』の『そぼ』は、何なのか」、「『正念場』の『正念』とは何か」などという質問を受けたことがあります(急いで調べました。自分でも考えました)。日本語を専門にする方(そうでない方も)、ことばについて、疑問に思ったときに、すぐに調べたり、考えたりする習慣を、ぜひ身につけてください(調べて出てきた答えが正しいとは限りませんので、疑ってみることも必要です)。
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小井 亜津子 准教授

小井 亜津子 准教授 KOI Atsuko

3・4年ゼミナール、国際日本語論、日本語・日本人論、日本語リテラシーIB・ⅡBなど
研究分野・メッセージ
研究分野
日本語学、日本語教育学
特に日本語教育文法、教授法、言語と文化の関わり、言語観の変容などに関心があります。メタ言語意識を養うことは、言語運用力を伸ばし、他者とよりよい関係を築き、自身の生活を豊かにすることにつながると考えています。そうしたことに貢献できるような研究を進めたいです。  
自己紹介・学生へのメッセージ
大学卒業後、さまざまな仕事を経験したのち、日本語教師になりました。さらに、「ことば」を研究対象とする道に進むとは、若いころの自分には思いもよらなかったことです。
ただ考えてみると、「ことば」は人間活動のあらゆる事象とかかわりがあります。「ことば」を深く知るために、広げるべき視野は無限大といってもいいでしょう。いま興味がひとつにしぼれないという人、その関心のひとつと「ことば」の関わりを探求することから、大学での学びを始めてみませんか。
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佐野 正俊 教授

佐野 正俊 教授 SANO Masatoshi

3・4年ゼミナール、日本文学概論、日本近代文学、国語科教育法Ⅰ~Ⅳ、日本文学B、文章表現の基礎、レポートの書き方など
研究分野・メッセージ
研究分野
国語科教育における文学教育論、文学教材論が研究分野であり、読書行為の教育実践レベルでの研究が課題です。教材論では村上春樹、宮沢賢治、井原西鶴に関心があります。高等学校国語科の検定教科書の編集委員として教科書作りに携わっています。
自己紹介・学生へのメッセージ
人間が言葉の主なのではなく、言葉が人間の主なのだ。言葉は人間を乗り継ぎながら旅を続けているのだ。などと考えているところです。歌舞伎観劇、ラクビー観戦、プログレ鑑賞が趣味です。
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中村 かおり 准教授

中村 かおり 教授 NAKAMURA Kaori


3・4年ゼミナール、初年次教育ゼミナール、日本語教授法Ⅰ・Ⅱ、日本語教育概論、アカデミック日本語Ⅱなど
研究分野・メッセージ
研究分野
日本語教育の中でも、指導法の研究や教材開発を中心に行ってきました。近年は、アカデミック・ライティングをテーマに、研究を進めています。大学や大学院では、レポートなど書いたもので評価されることが多いのですが、その書き方をうまく指導できていないと感じています。そのため、読むこと(インプット)と書くこと(アウトプット)をどのように関連づければ効果的な学びにつながるかを考え、協働学習を取り入れた具体的な授業デザインの研究に取り組んでいます。
自己紹介・学生へのメッセージ
ようこそ、拓殖大学へ! 大学では、これまで出会った人とは違う、いろいろな人との出会いや、これまで勉強してきたこととは違う学びがたくさんあるはずです。その中で得られる、自分にとってのそれまでの当たり前が、別の視点で見ると当たり前ではないという気づきは、皆さんを新しい世界に連れて行ってくれます。私も皆さんとの対話を通して一人ひとりの思いや考えに触れ、また新しい世界が見られるのを心から楽しみにしています。
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平山 紫帆 准教授

平山 紫帆 准教授 HIRAYAMA Shiho

3・4年ゼミナール、教育日本語総合Ⅲ、日本語教育教材論、日本語の談話、日本語コミュニケーションⅠA・ⅡAなど
研究分野・メッセージ
研究分野
専門は談話研究と日本語教育です。談話研究に関しては、日本語が母語の人と日本語が母語でない人が会話をするときにどのように会話を行うのか、日本語が母語の人同士の場合とどのように違うのかということを中心に研究しています。また、最近では日本語が母語でない人に対する「やさしい日本語」の研究も行っています。今後も、相手や状況によって、人がどのように自分の言語行動を調整するのかについて、研究を進めていきたいと思っています。
自己紹介・学生へのメッセージ
大学の4年間は、これまで出会えなかったような人と知り合い、皆さんの世界を大きく広げることができる、大変貴重な時間です。心をオープンにして、様々な人と積極的に関わってみましょう。また、図書館では、これまで興味を持っていなかった分野や、読んだことのない著者の本にも、是非手を伸ばしてみましょう。
きっと、思いもよらない素敵な出会いや発見が待っていると思います。
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山口 隆正 教授

山口 隆正 教授 YAMAGUCHI Takamasa

3・4年ゼミナール、日本語相互学習、初年次教育ゼミナール、世界の日本語教育事情、日本語表現基礎/日本語表現演習、日本語リテラシーⅠ・Ⅱなど
研究分野・メッセージ
研究分野
教員駆け出しの頃は、中国残留孤児の皆さんへの「生活日本語」の指導を通じて、日本語教育の世界に飛び込みました。その後は、主に大学学部留学生への「日本語教授法」を中心に歩んできました。今まで、大学で使用する日本語テキスト5冊を上梓しました。
また、「日本語教師養成講座」の授業を担当する機会から、「日本語教育史」まで幅を広げています。さらに、中国人の日本語学習者の増大に伴い、中国の大学生事情・大学事情にも好奇の念が生じ、現地へ赴き、教鞭を取り中国の風に触れ、中国料理を堪能しています。
自己紹介・学生へのメッセージ
四十年前、皆さんと同様に、この八王子国際キャンパスにて、四年間、外国語学部で勉強し、今年度、教員として戻ってきました。先輩・後輩の間柄でもあります。
まずは、キャンパス内の四季折々の彩を感じるとともに勉強に励みましょう。
そのためには、「健康」です。精神的にも強靭な肉体を作ってほしいです。
日本人学生へ:海外へ出て、経験を積んできましょう。それにはパスポートは必携です。
4年間、意外と行けないです。早めの計画を。
留学生へ:日本語の専門学科へ入学しました。上手になって帰国しましょう。
最後に、「地の塩」となる人間になってください。
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