小井亜津子 ゼミ
日常の中の日本語文法
ゼミナールの目的・内容
本ゼミでは、日常生活の中で使用されている日本語をよく観察し、特に、文法形式に注目して、その使用動機やコミュニケーション上で果たす役割を考察します。また、できればそれらを非母語話者(日本語学習者)にわかりやすく伝えるにはどうすればいいかも考えたいと思います。最終的には各自、自分が研究対象とする形式を選び、データを集めたり、調査をしたりして、考察結果を論文にまとめることになります。
研究材料は日常の中のありとあらゆる日本語表現です。各自が日ごろから言語の運用に関心を持ち、気づいたこと・気になったことをゼミの中で積極的に報告し合ってほしいと思います。
研究材料は日常の中のありとあらゆる日本語表現です。各自が日ごろから言語の運用に関心を持ち、気づいたこと・気になったことをゼミの中で積極的に報告し合ってほしいと思います。
学生によるゼミ紹介
「昔告白してふられた女」と聞いたら、女がふられたと解釈しますか。それとも、女が誰かをふったと思いますか。そのまま聞いたら分かりにくいですが、文脈があれば明らかになると思います。しかし、こういう曖昧さはどうして起こるのでしょうか。どの動詞でも同じ曖昧な表現になりますか。受身形の問題ですか。曖昧さが起こらないようにどういうふうな表現に変えられますか。
文法ゼミナールでは、このような質問の答えを探して行きます。文法による曖昧な表現だけではなくて、助詞の使い方によるニュアンスや日本語文法の特徴についてたくさん学んでいきます。日常生活で聞く表現に対して疑問を持って、言語学的な説明を探し、日本語の文法をより深く理解することを目的にします。
留学生は自分の母語とも比べてみたりするので、面白いディスカッションがたくさん出てきます。先生から知識をたくさん得ながら、学生が自分で考えるチャンスの多いゼミナールだと思います。毎回新しい日本語の謎を解いていくゼミです! 日本語の仕組みに興味があれば、是非入ってみてください!(紹介文作成:3年 トンボリニ フィオレラ 2024年現在)
文法ゼミナールでは、このような質問の答えを探して行きます。文法による曖昧な表現だけではなくて、助詞の使い方によるニュアンスや日本語文法の特徴についてたくさん学んでいきます。日常生活で聞く表現に対して疑問を持って、言語学的な説明を探し、日本語の文法をより深く理解することを目的にします。
留学生は自分の母語とも比べてみたりするので、面白いディスカッションがたくさん出てきます。先生から知識をたくさん得ながら、学生が自分で考えるチャンスの多いゼミナールだと思います。毎回新しい日本語の謎を解いていくゼミです! 日本語の仕組みに興味があれば、是非入ってみてください!(紹介文作成:3年 トンボリニ フィオレラ 2024年現在)