教員紹介
安富 雄平 教授 YASUTOMI Yuhei
初級文法②Ⅰ 、 初級文法②Ⅱ 、 スペイン語相互学習Ⅰ 、 スペイン語相互学習Ⅱ 、 スペイン語相互学習Ⅲ 、 スペイン語相互学習Ⅳ 、 スペイン語相互学習Ⅴ 、 スペイン語相互学習Ⅵ 、 映画スペイン語Ⅰ 、 映画スペイン語Ⅱ 、 スペイン語学概論Ⅰ 、 3年ゼミナール 、 4年ゼミナール 、 言語習得論
研究分野・メッセージ
研究分野
「スペイン語音声学」現代スペイン語のプロソディー(リズム、アクセント、イントネーション)を実験音声学的手法を使って調べています。科目紹介
「スペイン語文法」 1年生対象の文法は、スペイン語を初めて勉強する人たちにスペイン語文法を網羅的に概観し、スペイン語の基本的な材料を提供する科目です。文法というと、教科書に書いてある言葉の規則を暗記するだけの科目だという誤解があるようですがそうではありません。自分でスペイン語を観察し、規則を見つけてそれを説明できる力を養うのが文法という科目の最終目標です。日本語の文法と対照すると意外な事実がわかって楽しいですよ。自己紹介・学生へのメッセージ
1956年生まれ。拓殖大学外国語学部スペイン語学科卒業。拓殖大学在学中にどうせ合格しないだろうと思って出願したスペイン政府奨学生に(志願者が少なかったため)書類審査だけで通ってしまい、2年生でスペインへ一年間留学する羽目に。スペイン留学はしかし、教師、友人、ホストファミリーに恵まれ、定住者としてスペイン語文化を実体験。帰国して、気がついたら大学院進学という進路が本人に相談も無く決まっていて、もうしなくて良いと思っていた受験勉強を再開、大学院を経て、1990年から拓殖大学勤務。拓殖大学外国語学部創設期から 20 周年まで
2008年に発刊された「拓殖大学外国語学部30周年記念誌」に掲載されたものです。拓殖大学外国語学部創設期から 20 周年まで(2.0 MB)
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濵松 法子 教授 HAMAMATSU Noriko
濵松 法子 教授 HAMAMATSU Noriko
初級語彙①Ⅰ 、 初級語彙①Ⅱ 、 初級語彙②Ⅰ 、 初級語彙②Ⅱ 、 上級総合演習Ⅰ 、 上級総合演習Ⅱ 、 3年ゼミナール 、 4年ゼミナール 、 イスパニア語科教育法Ⅰ
研究分野・メッセージ
研究分野
研究分野:外国語としてのスペイン語教育、日西対照研究研究課題:教材研究、辞書論
研究活動:”Grupo para el estudio del español como lengua extranjera""Glosario Multilíngüe de términos de trducción y comunicación intercultural"
ヒューマンコミュニケーションを取り入れたスペイン語教育・研究を行っています。
自己紹介・学生へのメッセージ
電車を想像してみてください。あなたの電車にはいくつの窓がついているでしょうか?外国語は電車の窓に例えられます。多くの窓があればあるほどいろいろな風景が楽しめるのと同様、いろいろな外国語・文化を学べば学ぶほど世界が広がります。そのことにより、複眼的に物事を見る視点が持てるようになり、ある物事の現象や思考回路の類似点、また相違点に関する「気づき」が生まれます。このような「気づき」は自分を豊かにすると同時に、多様な価値観や思考様式を生み出し、皆さんがこれからの人生で様々な問題に遭遇した時にも、新しい解決への道を提供してくれるきっかけとなるでしょう。そのようなきっかけづくりを皆さんと共にできればと思います。閉じる
廣澤 明彦 教授 HIROSAWA Akihiko
「スペイン語相互学習、スペイン語史概論、中級文法、初級文法、3年ゼミナール、4年ゼミナール、中級スペイン語(国際学部)、初級スペイン語(国際学部)」
研究分野・メッセージ
研究分野
「スペイン語文法研究」フアン・デル・エンシーナは15世紀のスペインでいくつかの戯曲を残したが、その中に中世のレオン方言の資料が残っていることをメネンデス・ピダルは『レオン方言』(1906)で指摘している。そこで『拓殖大学語学研究』125号(2011年)、129号(2013年)にて、そのレオン方言的特徴の抽出のため、文法的特徴の解説を試みた。ただし131号(2014年)にて扱った彼の作品、全部で8作ある「牧人劇」のうちの第3作目、からはレオン方言が用いられていないことは、研究者の間で周知の事実となっている。133号(2015年)にて「牧人劇」第3作目の後半部分の注釈を発表した。132号(2015年)、134号(2016年)、137号(2017年)においてはピカレスク小説の嚆矢であるLazarillo de Tormesの文法的注釈を発表した。
科目紹介
科目紹介
スペイン語史概論この授業ではSamuel Gili Gaya(1966)著“Nociones de Gramatica historica espanola”の第4章“Fonetica descriptiva”から精読する(原書)。タイトルが示しているように、この文献はスペイン語の歴史文法を扱っている。第4章で音声に関する基本事項を確認した後、第5章“Fonetica historica”へと続く。概論であるのでスペイン語が被った変化の全体像を見ることになる。前期は特に個々の言語変化の現象について扱った文献を精読することになる。ラテン語の知識も必要である。
自己紹介・学生へのメッセージ
どうしてもスペイン語を学びたかったので、拓殖大学外国語学部スペイン語学科に入学。スペイン語文法に魅了され、紆余曲折ののちスペイン語の教員となる。92期卒(平成6年)。茨城県土浦市出身。415研究室からは、冬期、筑波山が見えることがある。閉じる
研究分野
1987年生まれ。学部時代にスペイン語を専攻し、大学院からは文化人類学という学問をやってきました。文化人類学は異文化を研究することで自文化の当たり前を問い直すことにその醍醐味があります。この側面は、日本語(母語)とスペイン語(外国語)、二つの異なる言語(世界)を有するスペイン語学科の皆さんだからこそ、より深く実感できるものだと思います。皆さんも文化人類学的なものの見方を体験してみませんか?科目紹介
「スペイン語学特殊研究Ⅲ・Ⅳ」この科目は現代スペインとイスパノアメリカの社会事情に関する概説講義と、当該テーマに関するスペイン語の記事の読解をセットで行うものです。例えばスペインのカタルーニャ独立問題等、現代スペイン社会を理解する上で外せないトピックに関して紹介しつつ、実際に現地でどういう記事が書かれているのか、生の記事を読むことで体感します。教科書的なスペイン語との違いに最初は戸惑うかもしれませんが、徐々に自らの力で内容を理解する楽しみを味わえるはずです。
自己紹介・学生へのメッセージ
スペインの社会運動に関する文化人類学的研究を行っています。スペインではリーマンショック以後の経済危機で社会問題が噴出しました。そしてこれに対するデモや互助活動等の社会運動はその後大きな役割を果たします。日本ではデモなんて滅多に起きませんが、スペインでは社会を変えるための主要な手段の一つです。こうした現代スペインの社会運動に関して、特に人々の協働の仕方に焦点を当てて研究しています。閉じる
長縄 祐弥 准教授 NAGANAWA Yuya
初級文法①Ⅰ 、 初級文法①Ⅱ 、 中級講読②Ⅰ 、 中級講読②Ⅱ 、 報道スペイン語Ⅰ 、 報道スペイン語Ⅱ 、 スペイン語学概論Ⅱ 、 中級スペイン語①Ⅰ 、 中級スペイン語①Ⅱ 、 3年ゼミナール 、 4年ゼミナール 、 イスパニア語科教育法Ⅱ
研究分野・メッセージ
研究分野
スペイン語の前置詞の多義を認知意味論に基づいて観察しています。これまではenの空間的意味を分析していましたが、他の前置詞も研究対象にするつもりです。
自己紹介・学生へのメッセージ
愛知県出身、ぎりぎりの昭和生まれ。趣味は喫茶店巡り、料理、あてもなく電車に乗ること。英語以外の外国語を学びたいと思い、大阪の山の上の大学でスペイン語を学び始めたところ、思いのほか楽しくて気付くと大学院に進学していました。大学院在籍中、2年間バルセロナ大学の大学院へ留学しました。大学院を出たあとは1週間で大阪、京都、奈良、愛知の大学をぐるぐる回りながらスペイン語を教える生活を経て、2020年度から拓殖大学の教員となりました。閉じる
研究分野
メキシコの先住民族マヤを中心としたメソアメリカ文明の歴史です。植民地時代のスペイン語とマヤ語の文献を分析し、スペイン人がやってくる直前の彼らの社会や思想について研究しています。科目紹介
「商業スペイン語」英語に次ぐ世界第2位のビジネス共通語であるスペイン語は、ビジネスの場で戦うための有力な武器となります。スペイン語使用人口の多さ、購買意欲の高い消費者人口、豊かな自然と広大な土地、アメリカ合衆国との地理的な近さなど、スペイン語圏でのビジネスは日本企業にとって高い将来性を有しています。本科目では、スペイン語初級で学習した文法知識を使い、ビジネスの場で必要な語彙、表現、知識を獲得、さらに初対面の相手の信頼を得るための会話および作文スキルを身につけることを目的としています。
自己紹介・学生へのメッセージ
Más vale tarde que nunca. 私のモットーのひとつです。意訳すれば「何かを始めるのに遅すぎることはない」というスペイン語の格言です。 “nunca” は英語の “never” に相当します。「自分は才能がないから」「どうせやってもムダだから」と言い訳ばかりで何もしない(nunca)よりは、人から「もう遅すぎる(tarde)、あきらめな」と言われてもとにかくやってみた方が良い。自分が後悔しないために。これが私の人生でもあります。一度(二度?)は会社員になりましたが、スペイン語の世界、学問の世界が忘れられず、30歳を過ぎて「スペイン語ワールド」に戻ってきました。そのおかげで今ではスペイン語どっぷりの生活を送っています。みなさんがスペイン語に何を求めるのか、スペイン語を使って何をしたいのか、友人たちと学び、語り合いながら考え、少しずつ自分の道を切り開いていきましょう。応援しています。¡Ánimo!閉じる
コンセプション・ルイス・ティノコ 特任講師 Concepción Ruiz Tinoco
研究分野・メッセージ
教員紹介
日本で長く暮らしているスペイン人は多くなっていますが、これほど日本語が上手で、日本文化に造詣が深い先生は珍しいでしょう。日本で大学院まで進まれ、現代日本語の使い方について論文を書かれたほどです。「キノコと発音が似ていますがティノコです」とよくご自分でもおっしゃるティノコ先生は、物静かで、しとやかですが、歓談していると、やはりスペイン人らしいユーモラスな面を見せてくださいます。ティノコ先生の出身地は、スペイン南部、シェリー酒で有名なヘレス・デ・ラ・フロンテラ(Jerez de la Frontera)です。スペインの行事や習慣、スペイン語と日本語の比較など、ティノコ先生のバラエティーに富んだ講義を受けることができるでしょう。閉じる
オスカル・メンドサ 特任講師 OSCAR Mendoza
研究分野・メッセージ
教員紹介
オスカル先生はスペイン北部リオハ(La Rioja)の出身。ここはブドウの栽培とワインの製造で有名ですが、中世の修道院が残る古い歴史を持った土地でもあります。そういう風土が影響したのか、オスカル先生は、ロマンセと呼ばれる古謡や歌がお好きなようです。教室の中で、誰かが楽譜を持っているのが目に留まれば、「ちょっと貸してください」とおっしゃって、早速口ずさまれることでしょう。それに自転車競技も大好きというスポーツマンです。スペイン語の授業のほか、ラテン語入門もお勧めです。閉じる