郷澤圭介 ゼミ
メソアメリカ:多元文化社会メキシコ・グアテマラのルーツを探る
ゼミナールの目的・内容
16世紀のスペインによる征服以来、言語、宗教、経済、食生活などあらゆる面でヨーロッパ文化の影響を受けてきた現在のメキシコとグアテマラに相当する地域。植民地支配下、差別と抑圧を受け、抵抗しながらも新しい文化を自らのなかに取り入れてきた80を超える先住民族。征服から500年近い時を経た今も、かつての「アステカ帝国」や「マヤ文明のエッセンスは現代メキシコ人、グアテマラ人の心の中、そして生活の一部に脈々と受け継がれている。
本ゼミでは、メキシコ合衆国及びグアテマラ共和国にとって「スペイン文化」とは異なるもう一つのルーツである、北米大陸南部で数千年かけて築き上げられた「メソアメリカ文化圏」に焦点を当て、彼ら独自の文化要素と歴史を分析することで多角的な視点を養い、一国の文化の深層まで理解できる人材の育成を目指す。
本ゼミでは、メキシコ合衆国及びグアテマラ共和国にとって「スペイン文化」とは異なるもう一つのルーツである、北米大陸南部で数千年かけて築き上げられた「メソアメリカ文化圏」に焦点を当て、彼ら独自の文化要素と歴史を分析することで多角的な視点を養い、一国の文化の深層まで理解できる人材の育成を目指す。