FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
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学科の国際交流

スペイン語学科の留学プログラムはつぎの4種類に分類できます。
これだけ充実したプログラムを提供している大学はめったにありません。
スペイン語学科が誇る留学制度です。
実際、この制度を利用した学生は、スペイン語力が飛躍的に伸びるだけでなく、人間的にも成長して戻ってきます。(留学体験者の感想は「留学体験談」をごらんください)
スペイン語学科の留学制度には、(1)大学主催留学プログラムと(2)個人留学プログラムがあります。どちらも、一定の基準を満たせば、留学中の必修科目単位が認定されるので、希望すればだれでも休学することなくスペイン語圏に留学することができます。

大学主催留学プログラム

短期研修 (語学研修目的)

「短期研修」は、学科教員が引率するグループ研修です。2月または3月の約1ヶ月を利用して、スペインのサラマンカ大学でスペイン語や生活習慣を学びます。宿泊は、現地家庭でのホームステイになります。異文化体験学習の絶好の機会です。費用は自己負担ですが、研修終了後は、「海外語学研修」として4単位が卒業単位として認められるのも大きな魅力です。

スペイン短期研修(サラマンカ大学)

対象学生 スペイン語学科希望者 + 他学部3~5名
単位認定 海外語学研修4単位を認定
研修期間 2月または3月の:4週間
授業形式 自分の力にあったレベル別国際混成クラスに参加
滞在方法 ホームステイ 朝、昼、晩の三食付き
募集、選考 募集11月上旬 面接11月下旬

長期研修 (語学研修目的)

「長期研修」は外国語学部の人気留学プログラムです。原則として2・3年生が対象です。時期は、2年生か3年生の後期の7~8ヶ月間。スペインのサラマンカ大学かメキシコのメキシコ国立自治大学で長期間にわたって言語や現地事情を学ぶことができます。
個人で長期間留学すると、渡航費・滞在費に加えて、高額な現地学費が必要になります。しかし、長期研修の参加者は、留学先学費は拓殖大学より奨学金が支給されるという大きな特典があります。
その上、留学中しっかり勉強すれば、帰国後、留学期間中の後期必修専門科目の全単位が認定されます。休学しないで、4年間で卒業できるのも人気の秘密です。このように魅力的なプログラムなので、「短期研修」を経験した後、さらに「長期研修」に参加する学生も少なくありません。

スペイン長期研修(サラマンカ大学)

募集人数 10名程度 (2・3年生対象)
応募資格 拓殖大学各学部学生(申込時原則1・2年生)北海道短期大学の学生
単位認定 後期必修専門科目
研修期間 7月末~3月末(7ヶ月:予定)
授業形式 自分の力にあったレベル別国際混成クラスに参加
滞在方法 ホームステイ 1日3食
申込期間 12月初旬~1月初旬(冬期休暇中は受付不可)
申込方法 別冊子「海外留学プログラムガイド」(拓殖大学国際部発行)を参照
選考方法 日常の学業成績、語学試験、学習計画書、面接などで総合的評価

メキシコ長期研修(メキシコ国立自治大学)

募集人数 10名程度 (2・3年生対象)
応募資格 拓殖大学各学部学生(申込時原則1・2年生)北海道短期大学の学生
単位認定 後期必修専門科目
研修期間 8月初旬~3月初旬(7ヶ月:予定)
授業形式 自分の力にあったレベル別国際混成クラスに参加
滞在方法 ホームステイ 食事は自炊・外食
申込期間 12月初旬~1月初旬 (冬期休暇中は受付不可)
申込方法 別冊子「海外留学プログラムガイド」(拓殖大学国際部発行)を参照
選考方法 日常の学業成績、語学試験、学習計画書、面接などで総合的評価

個人研修奨学金制度 (語学研修目的)

スペイン語学科の学生は、専攻言語であるスペイン語を集中的に学びます。この専攻言語が第一外国語です。これに加えて、もう一つ別の言語(主に「英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語」の中から一つ)を週に二回、第二外国語として学習する機会もあります。
専攻言語に加えて、第二外国語もある程度話せるようになったら夢のようだと思いませんか。そんな夢を叶えてくれるのが、「個人研修奨学金制度」です。この奨学金は、第二外国語を外国で学ぶための奨学金です。
対象者は2年生から4年生まで。研修地域に応じて、往復の渡航費に相当する額(10~30万円)の奨学金が支給されるのですからこんなにうれしいことはありません。
このプログラムのもうひとつの魅力は自由度が高いことです。「短期研修」と「長期研修」は研修先が提携大学に限られていました。これに対して、「個人研修奨学金制度」は、あなたが自由に研修国、研修期間(夏休みの3~8週間)、研修内容を決めることができるのです。もちろん指導教員のアドバイスを受けることもできます。

大学間交換留学プログラム (正規留学目的)

「短期研修」や「長期研修」で成果を修めると、勉強がますます面白くなります。もっと本格な留学にチャレンジして、専門性を極めたいと思うようになるのは自然な流れです。
そんな意欲的な学生を応援するためのプログラムが「大学間交換留学」です。  期間は最長一年の長期留学。これらは単なる外国人用の語学研修ではなく、スペインのサラマンカ大学で専門科目を履修します。そのため対象は3年生以上の大学生(全学部)か大学院生で、学業成績がきわめて優秀であることが条件になります。この条件を満たせば、「短期研修」や「長期研修」が未経験の学生でも構いません。「大学間交換留学」で、現地で取得した単位は、拓殖大学の卒業単位として認定されます。「大学間交換留学」(毎年1名)は、本学と交換留学協定を結んでいる提携大学で専門分野の科目を履修するものです。現地の学費が奨学金として免除され、年度によってはさらに奨学金として月8万円が支給されることもあります。

サラマンカ大学日本語ティーチングアシスタント (正規留学相当)

ユニークな大学間交換留学プログラムとして、スペインの大学で日本語を教えるプログラムも用意されています。スペイン語学科生は、「日本語教員養成基礎講座」で、日本語の教え方を学ぶこともできます。そこで、学んだ知識とスペイン語学科で学んだスペイン語力を活かして、最長一年間スペインで日本語教師を体験することもできるのです。

個人留学プログラム

これまで、様々な「大学主催留学プログラム」を見てきました。これに対して、「個人留学プログラム」とは正式には「個人留学単位認定制度」という名称で、より自由度の高い留学制度のことです。これは、以下のような希望を持っている人が対象になります。

  1. 拓殖大学の提携大学(スペイン提携大学・メキシコ提携大学)以外の大学や語学学校(スペイン語圏)に、個人的に長期留学(6~8ヵ月)して単位認定を希望する人。
  2. 拓殖大学の短期研修提携大学(8月スペインサラマンカ大学)以外の大学や語学学校(スペイン語圏)に一ヶ月個人留学し、単位認定を希望する人。

個人留学におけるの留学の時期と期間は、短期留学の場合、全学年共に夏休みか春休みの1ヵ月程度、長期留学の場合、2年生、3年生の後期の6~8ヶ月程度です。認定される単位は、短期(1ヵ月程度)の場合、「海外語学研修(4単位)」で、長期(6~8ヵ月)の場合、各学科の長期研修認定単位と同等の単位が認定されます。

スペイン語サロン

語学サロンブース/先生の研究室(12:40~13:10)

麗澤会館2階のサロンブース又は先生の研究室でスペイン語ネイティブの先生が昼休みに英語サロンを実施しています。
その中のお一人ロメロ先生(メキシコ人)のサロンでは、最初にお題を書いた紙が渡され、それについて参加学生と先生が会話します。会話はもちろん全てスペイン語ですが、詰まっても先生が助け舟を出してくれるので安心してスペイン語の会話を楽しめます。
スペインやメキシコの文化についても、サロンでのおしゃべりを通じて、自然に身につけることができます。
スペイン語サロンロメロ先生のスペイン語サロンの様子

参加学生の感想

授業だけだと会話する際に日本語からスペイン語に瞬時に変換できないので、参加してよかったなと思います。
僕はロメロ先生との接点作りと、スペイン語の会話の機会を作るために参加しています。