FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
外国語学部NEWS

【郷澤ゼミ】死者の日メイクに挑戦 & 祭壇コンテストの結果を発表します

2024.11.19(火)
スペイン語学科  
① 死者の日メイク 10月31日(木)に、スペイン語学科郷澤ゼミナール(通称メソゼミ)に所属する3年生と4年生で、メキシコ「死者の日」のガイコツメイクに挑戦しました。
① 死者の日メイク
10月31日(木)に、スペイン語学科郷澤ゼミナール(通称メソゼミ)に所属する3年生と4年生で、メキシコ「死者の日」のガイコツメイクに挑戦しました。
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死者の日の時期にメキシコ人が施す優雅で美しい死者のメイクは、「悪霊から身を守るため」というハロウィンの仮装とは根本的に意味あいが異なります。死への敬意、死と祭礼、そして死者の追憶という、メキシコ文化がもつ死との独特な関係を表しているのです。

亡くなった人々を地上界から賑やかに送り出し、過去に旅立った人々に永遠(とわ)に思いをはせるという慣習は、スペインによる征服以前からのものです。ガイコツのメイクを施すことで、その人は先祖に敬意を表し、詩的で美的な世界観と共に死と向き合います。死のメイクは、「生と死のサイクル」という、古代から続くメソアメリカ文化思想の象徴でもあります。死を宇宙のサイクルの一部として、自然体で受け入れるのです。

今回は、男性ゼミ生1名と私(郷澤)が、女性陣にメイクをしてもらいました。何人かの女性のゼミ生とメキシコ人のパウリーナさんは、授業前にすでに素敵なメイクを済ませてきてくれました。

では、ゼミ生が30分以上撮影し、陽気でラテンな雰囲気に仕上げてしてくれたメイキング映像をどうぞ!

② 祭壇コンテスト結果発表
10月24日(木)に、ゼミ生が2グループに分かれて「死者の日」の祭壇を作りましたが、
(詳細は過去の記事を参照 → https://ffl.takushoku-u.ac.jp/news/nid00004467.html
その後2週間の展示期間中、教員と学生あわせて39名の方々が鑑賞に訪れ、投票していただきました。開票の結果、Aチーム得票数23、Bチーム得票数15、無効票1、ということでAチームの優勝に終わりました。おめでとうございます!

しかし、Bチームも大健闘しました!実際、ほとんどの鑑賞者が「2つともステキで選べない」と言って困っており、そのようなコメントも投票用紙にたくさん書いてありました。
Aチームには豪華メキシコグッズ、Bチームにも敢闘賞が贈られます。

総投票数39のうち、26枚にコメントをいただきました。そのうちの主なものを紹介します。

≪Aチーム≫
・がいこつがたくさんいて可愛い!!
・雰囲気がより好みだった♡♡
・がいこつ&マリア様の絵がすてき
・高低差があり、目線を下から上にと自然に動かしてくれるのがいい
・色合いがすばらしいです!
・「ギターがおしゃれ、好き、かっこいい」などギター関連コメント5つ

≪Bチーム≫
・「虫の置き物がかわいい」コメント2つ
・十字架と花が手造りでよかった
・ドクロが超カワイイ☆
・カトリーナ[※ Catrina、ガイコツ姿の貴婦人の像]が気に入りました
・デコレーションの色合いやバランスがよい
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。来年もお楽しみに!
(担当教員:郷澤圭介)