FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
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河原清志 ゼミ

通訳・翻訳の理論と実技

ゼミナールの目的・内容

動画制作を英語・日本語のバイリンガルでやります。
YouTubeでも動画を配信していきます。ゼミ生が好きな話題をもとに自由に動画を制作しながら、通訳や翻訳の活動をおこなっていきます。アメリカのアニメの字幕翻訳を制作したり、ラブソングの動画を英語と日本語で創作したり、日本や世界のニュースの字幕翻訳を作成したり、ゲームや映画、アイドルグループの解説を英語と日本語でおこなったりと、多岐にわたる活動をバイリンガルでおこなっています。
このようにさまざまな通訳翻訳の活動を通じて、通訳翻訳のために必要な技術やその習得のための訓練法を学びます。同時に、高度な英語力の養成も図ります。卒業論文を執筆して、理論研究をするゼミ生もいます。

こんな人におすすめ

映画字幕、ニュース番組、洋楽、広告、文芸作品、マンガ、論評、新聞記事、観光案内、エンターテイメント、スポーツ、司法、医療、行政その他、多岐にわたる分野の英日語の通訳翻訳をやってみたい人。そして高度の英語力を身につけたい人。

学生によるゼミナール紹介

「通訳・翻訳の理論と実技」と聞くと、皆さんはどんな印象を持つでしょうか。私は初め、難しそうな印象を持ちました。しかし実際に入ってみると、生徒のやりたい事に合わせて自由に活動できるゼミナールだと感じています。

基本的には、生徒の趣味や興味のあるもの事と英語をかけ合わせた活動をすることをポリシーとしています。それ以外には生徒が裁量をもち、やりたいことをやらせてもらえます。もちろん、専門的に通訳翻訳を学びたい生徒には、本を10数冊出版するほど専門的に研究されている河原先生の知見をもとに指導していただけます。

このように、専門的に学びたい方も、英語があまり得意でない方も、楽しく主体的に学習することができるようなゼミナール活動になっています。

ゼミの担当の河原清志先生は、英語の知見はもちろん、その他の分野においても幅広い知識を持っておられます。そのため、話をしている中でどんどん学びになる知識に触れることができます。加えて、フリーランスの僧侶というユニークな一面も持っており、メンタルケアに関しても精通していらっしゃいます。「河原先生と話をしていると元気になる」と評判です。

是非、ゼミナール内容、河原清志先生に興味をお持ちになった方は、河原ゼミで活動してみてはいかがでしょうか。
ゼミ長 4年 久山 慶さん (埼玉県立浦和北高等学校 出身)

聞きなれないかもしれませんが、言語とイメージの関係を扱った認知言語学という分野や、英単語の意味の仕組みであるコア理論といった理論的な考察、同時通訳などの実践的な演習を通して、わたしは日英通訳・日英翻訳の表現方法の多様性について研究しています。河原ゼミでは世界の多様な文化やさまざまな人たちの意見に耳を傾け、さまざまな表現方法を学ぶことができます。通訳、翻訳は機械的なものと思われがちですが、研究を通じて、通訳や翻訳を学ぶことは、人生経験や価値観、強調したい内容によって言語による表現方法の違いが豊かに変化していくことがわかります。興味のある分野について深く学べる楽しさと、自分の意志で研究内容を進められる自由さがあります。河原ゼミではそれぞれの研究に沿った学びを教えて下さります。

通訳・翻訳に力をつけたい方はもちろん、自身の興味のあることを奥深く研究したい方は是非河原ゼミにお越しください。
4年 竹内 杏沙さん (埼玉県立入間向陽高等学校 出身)
河原清志ゼミ