FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
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居村啓子 ゼミ

児童英語教育の理論と応用

ゼミナールの目的・内容

この授業では児童英語教育の指導法を学びながら、その背景にある応用言語学の理論について触れていきます。こどもはどのように第二言語を習得するのでしょうか。大人の学習者との違いは何でしょうか。どのようなアプローチが望ましいでしょうか。そして、今日本の児童英語教育に求められていることは何なのでしょうか。このような課題に就いて、検証していきます。
ことばの本質を考える、という点に於いては、言語に関心のある全ての学生対象であると言えます。又、将来児童英語教育講師を目指す学生は、是非この授業で理論に基づいた指導法を学んでください。
3年ではまず指導法の基本を学んだ上で、実際に授業プランを立て、マイクロテイーチングを行います。デイスカッションを多く取り入れ、アクテイブな授業を展開していく予定です。積極的に参加する学生を望みます。
またこの授業では小学校外国語活動の見学、及び実習を体験します。公立・私立小学校の外国語活動の実態を観察し、考察するとともに、実践を通して具体的な指導法を学びます。

学生によるゼミナール紹介

小学校英語に関する基礎から応用までを扱う実践型ゼミナールとなっています。始めは、第二言語習得において、どのような指導を行うことによって、どのような過程を経て習得に至るのかといった基礎知識を十分に蓄えていきます。その後、座学で得た知識や指導技術を応用として、実際に小学校実習を行い、現場での英語指導をゼミナールメンバーで試行錯誤しながら進めていきます。学習したことを知識のままで終わらせることなく、余すことなく実践として応用することができます。また学生の長所を活かす事のできる充実したゼミナールとなっています。

小学校外国語の実習を通して
実習では、メンバーで何度も練習してきたことであっても、計画通りにいかない時もありましたが、実際に即して対応していくことで、現場でしか学べないことをたくさん得られることができました。また、小学生との交流を経て、更に良い授業を作成して、英語を指導したいと思う気持ちにさせてくれました。
香田 一心さん (神奈川県立厚木東高等学校 出身)
居村啓子ゼミ01
居村啓子ゼミ02