FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
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長谷川文子 ゼミ

海外から見た日本を考える

ゼミナールの目的・内容

日本の「これまで」を知り、「これから」の日本を考えていきます。日本の社会、文化、歴史、政治、宗教等にかかわる様々な問題を見出し、検討していくゼミです。当ゼミでは、ゼミ生の多様な関心の中から問題を発見し、調べ、日本に対する理解を深めています。 単に語学が堪能で外国への行き来が多い人が国際人なのではなく、自国の文化や伝統を深く理解してそれを伝える力があり、また他国との違いを知る人こそが真の国際人であると言えます。

しかし、信仰やそれにもとづく日常的慣習については、様々な宗教や哲学の影響が入り混じっているため、日本人でも由来をほとんど意識していないものも多いと思います。また、留学したことのある人は 誰でも、留学先で「日本人代表」として日本に関する質問を投げかけられ、上手く説明できずに自分の知識不足を痛感したことがあるはずです。

最近では、「クール・ジャパン」という、日本独自の文化が海外で評価を受けている現象が海外で起こり、「カッコいい日本」の文化・伝統の強みを産業化し、その海外進出を強化していることから、今後ますます世界へ「日本」を発信していくことになるでしょう。 そこで当ゼミでは、日本ならではの素晴らしい文化、芸術、技術 等々を古くから培われてきた伝統的なものからアニメ、J-POP のよう なポップカルチャーまで日本の良さを学習し再認識するだけでなく、 現在日本が抱える課題や海外から見た日本の問題点についても考えています。

また、文化や伝統の分野だけでなく、 他国との関わりなど歴史や政治などの視点からも「日本」を考え、 現在日本が抱える課題や海外から見た日本の問題点について、グローバルな視野を身につけることを目標としています。きは、「書式を保持しない」を選択してください。

学生によるゼミナール紹介

私たち長谷川ゼミは「異文化比較~世界から見た日本」をテーマに、日本と台湾、アメリカ、韓国を始めとする各国との関係を歴史的観点からや現在の経済関係などから研究しています。また、日本独特の神道と他国の宗教の違いやアニメなどの文化的側面からも日本について色々と調べ、調査を行っています。そのために、学内での活動のみならず、見聞を広めるために課外学習にも力を入れています。毎年、授業で取り扱った内容の知識をより深めるために、年数回の課外授業を行っていますが、3年次には日本文化体験として風鈴作りと茶道を体験しました。また、神社で神主さんに直接お話を伺ったり、大変貴重な経験ができました。企画の立ち上げからアポ取りまで全て学生主体で行うので、自主性をもって取り組めることも私たち長谷川ゼミの強みです。
泉 明里さん (富山県立魚津高等学校 出身)
長谷川文子ゼミ1
長谷川文子ゼミ2
長谷川文子ゼミ3