HOMEスペイン語学科 廣澤明彦 教授
廣澤 明彦 教授
AKIHIKO HIROSAWA
自己紹介
どうしてもスペイン語を学びたかったので、拓殖大学外国語学部スペイン語学科に入学。スペイン語文法に魅了され、紆余曲折ののちスペイン語の教員となる。92期卒(平成6年)。茨城県土浦市出身。415研究室からは、冬期、筑波山が見えることがある。
科目紹介
「スペイン語史概論」
この授業ではSamuel Gili Gaya(1966)著“Nociones de Gramatica historica espanola”の第4章“Fonetica descriptiva”から精読する(原書)。タイトルが示しているように、この文献はスペイン語の歴史文法を扱っている。第4章で音声に関する基本事項を確認した後、第5章“Fonetica historica”へと続く。概論であるのでスペイン語が被った変化の全体像を見ることになる。前期は特に個々の言語変化の現象について扱った文献を精読することになる。ラテン語の知識も必要である。
現在の研究課題
「スペイン語文法研究」
フアン・デル・エンシーナは15世紀のスペインでいくつかの戯曲を残したが、その中に中世のレオン方言の資料が残っていることをメネンデス・ピダルは『レオン方言』(1906)で指摘している。そこで『拓殖大学語学研究』125号(2011年)、129号(2013年)にて、そのレオン方言的特徴の抽出のため、文法的特徴の解説を試みた。ただし131号(2014年)にて扱った彼の作品、全部で8作ある「牧人劇」のうちの第3作目、からはレオン方言が用いられていないことは、研究者の間で周知の事実となっている。133号(2015年)にて「牧人劇」第3作目の後半部分の注釈を発表した。132号(2015年)、134号(2016年)、137号(2017年)においてはピカレスク小説の嚆矢であるLazarillo de Tormesの文法的注釈を発表した。

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