外国語学部NEWS
今年もメキシコから留学先大学の教員が来校しました
2025.06.06(金)
スペイン語学科
5月27日(火)に、本学の留学プログラム提携先であるメキシコ国立自治大学(UNAM)付属のスペイン語語学学校「外国人教育センター(CEPE)」の教員が、八王子国際キャンパスを訪れま
5月27日(火)に、本学の留学プログラム提携先であるメキシコ国立自治大学(UNAM)付属のスペイン語語学学校「外国人教育センター(CEPE)」の教員が、八王子国際キャンパスを訪れました。
クラウディア・ブソ(Klaudia Buzo)先生は昨年も来校されましたが、拓大と八王子がとても気に入ったようで、「今年もどうしても拓大に行きたい」との強い希望で、学会があった沖縄から帰国前にわざわざ立ち寄ってくれました。クラウディア先生は日本人はじめ東アジアの若者へのスペイン語教育法を研究しており、今回は「上級作文演習」と「中級講読」の授業を見学されました。
メキシコだけでなくラテンアメリカでもトップレベルの大学であるUNAMは、1551年に「王立教皇庁立メキシコ大学」として創立、付属高校を含め37万を超える学生が学んでいます(2025年現在)。メインキャンパスがある大学都市は世界遺産に登録されています。語学学校CEPEは1921年に設立、これまで170か国の留学生にスペイン語だけでなくメキシコの芸術、歴史、文学も教えてきた、メキシコで最高峰のスペイン語教育機関です。
3年生の「上級作文演習」の授業では、昨年CEPEに留学した学生、そして今年留学する学生を中心に交流を深めました。「中級講読」では昨年会った2年生たちと再会、彼らのためにメキシコとCEPEの紹介プレゼンをしました。学生たちによると、「先生のスペイン語はとてもわかりやすかった」そうです。留学先の先生の話をじかに聞くことができ、良い刺激となったようです。
そしてお昼はスペイン語学科の先生方と、八王子駅付近で和食に舌鼓を打ちました。
本学から留学する学生は、長期研修で8月から12月にかけて約5ヶ月間メキシコに滞在します。滞在前半は銀で有名な小さな観光地タスコにあるCEPEの分校、そして後半はメキシコシティ南部のUNAMキャンパス内にあるCEPE本校で、勉強だけでなくさまざまな文化イベントを体験できます。
これからも両校の絆を深め、雄飛された多くの先輩方のように日本とメキシコ、そしてスペイン・ラテンアメリカとの懸け橋となれる人材を育成してまいります。そのためのより良い環境づくりを、スペイン語学科一丸となって進めてまいります。(担当教員:郷澤圭介)


八王子国際キャンパスで掲揚された友好のメキシコ国旗

外国人教育センター(CEPE)本校


本学から留学する学生は、長期研修で8月から12月にかけて約5ヶ月間メキシコに滞在します。滞在前半は銀で有名な小さな観光地タスコにあるCEPEの分校、そして後半はメキシコシティ南部のUNAMキャンパス内にあるCEPE本校で、勉強だけでなくさまざまな文化イベントを体験できます。

留学生を招待してCEPE構内で行われたルチャリブレのイベント(2024年8月)