外国語学部NEWS
¡Viva América Latina! ラテンアメリカ留学・在住卒業生の体験談⑩
2025.01.16(木)
スペイン語学科
スペイン語学科の卒業生で、海外で活躍されている方は大勢います。
第10回目の今回は2012年に卒業され、現在メキシコ在住、商社で活躍されている西 公輔さんです。
スペイン語学科の卒業生で、海外で活躍されている方は大勢います。
第10回目の今回は2012年に卒業され、現在メキシコ在住、商社で活躍されている西 公輔さんです。
■留学先での経験
留学先はメキシコでした。当時、拓殖大学スペイン語学科から約10名程度が一緒にメキシコに留学していました。この経験が、その後の私の人生に大きな影響を与えたと思います。メキシコでの毎日は刺激的で、日に日にこの国に惹かれていきました。壮大な自然、海、美しいコロニアル様式の街並み、ピラミッド、そしてエネルギッシュなメキシコの人々との生活などなど、楽しかった思い出ばかりです。一方で、日本で当たり前と思っていたことがメキシコではまったく通用しなかったり、外国で生活する難しさを痛感することもありました。しかし、その違いを経験することに楽しささえ感じました。
■現地での仕事
現在、私は中南米・カリブ市場を専門とする商社で働いており、メキシコの事務所に勤務しています。自動車や自動車部品、建設機械を中南米やカリブ諸国に輸出しており、逆にメキシコからはテキーラやメスカルを日本へ輸出しています。メスカルとは、メキシコを代表する蒸留酒です。
メキシコ国内のみならず、中米・南米、カリブの様々な国々にも頻繁に出張しており、ドミニカ共和国、ジャマイカ、セントマーチン、キュラソー、アルーバなど、普段あまり耳にしない国々とも取引をしています。
これらの国々は、しばしば貧困や治安の悪さが強調されがちですが、たとえば、年に3回は出張で訪れるドミニカ共和国はカリブ諸国でNo.1の経済成長率を誇っています。毎年新しいビルやマンション、商業施設が物凄いスピードで次々と建設されており、世界各国の投資家が注目しています。
ジャマイカは鉱物資源であるボーキサイトの世界第4位の生産量を誇り、鉱業向けの機械等の需要が非常に高い国です。鉱物資源がこの国を支えています。また、セントマーチン、キュラソー、アルーバは観光立国で、毎年100万人以上の観光客が訪れます。これらの国々は海外投資を積極的に受け入れ、外国籍企業に対して税優遇措置をとっています。経済的にも豊かな一面を持っており、 国民は比較的裕福な方が多いです。
日々、多くの中南米やカリブのお客様と取引をしていますが、彼らとは「ビジネスパートナーである前に“良きアミーゴ(友人)であること”」を心がけています。日本とは全く異なる商習慣に最初は戸惑い、苦労することもありました。しかし、ビジネスの場においてもアミーゴの関係性を築くことやつながりを大切にする彼らの文化には、日々学ぶべきことが多くあります。
■現地での生活
プライベートでは、現地の友人とサッカーを楽しんだり、休日には海や旅行に出かけたりしています。メキシコは観光資源が豊富で、どこに行っても新しい発見があり、飽きることのない国です。
■受験生、後輩へのメッセージ
これから大学に入学しようとしている方や在学生の皆さん、毎日が新しい挑戦と学びの連続だと思います。頑張っている皆さんを心から応援しています。時には不安やストレスを感じることもあるでしょうが、そういった経験は必ずあなた自身の成長につながります。知らない世界に飛び込むことは不安であり、恐怖であるかもしれませんが、自分の夢や目標を信じて、一歩一歩前に進んでください。貴重な学生生活の中で、仲間と支え合いながら素晴らしい思い出をたくさん作っていただければと思います。
第10回目の今回は2012年に卒業され、現在メキシコ在住、商社で活躍されている西 公輔さんです。

■スペイン語学科を選んだ理由
私がスペイン語を学びたいと思うようになったきっかけは、中学生の頃にアルゼンチンを訪れたことでした。当時はスペイン語を活かした具体的な職業を思い描いていたわけではありませんが、幼い頃からサッカーを通じてスペインや中南米の文化にとても興味がありました。そのため、大学ではスペイン語やスペイン語圏について学びたいと漠然と考えていました。その後、拓殖大学が充実した留学プログラムを提供していることを知り、スペイン語学科への入学を決意しました。
私がスペイン語を学びたいと思うようになったきっかけは、中学生の頃にアルゼンチンを訪れたことでした。当時はスペイン語を活かした具体的な職業を思い描いていたわけではありませんが、幼い頃からサッカーを通じてスペインや中南米の文化にとても興味がありました。そのため、大学ではスペイン語やスペイン語圏について学びたいと漠然と考えていました。その後、拓殖大学が充実した留学プログラムを提供していることを知り、スペイン語学科への入学を決意しました。
留学先はメキシコでした。当時、拓殖大学スペイン語学科から約10名程度が一緒にメキシコに留学していました。この経験が、その後の私の人生に大きな影響を与えたと思います。メキシコでの毎日は刺激的で、日に日にこの国に惹かれていきました。壮大な自然、海、美しいコロニアル様式の街並み、ピラミッド、そしてエネルギッシュなメキシコの人々との生活などなど、楽しかった思い出ばかりです。一方で、日本で当たり前と思っていたことがメキシコではまったく通用しなかったり、外国で生活する難しさを痛感することもありました。しかし、その違いを経験することに楽しささえ感じました。
■現地での仕事
現在、私は中南米・カリブ市場を専門とする商社で働いており、メキシコの事務所に勤務しています。自動車や自動車部品、建設機械を中南米やカリブ諸国に輸出しており、逆にメキシコからはテキーラやメスカルを日本へ輸出しています。メスカルとは、メキシコを代表する蒸留酒です。
メキシコ国内のみならず、中米・南米、カリブの様々な国々にも頻繁に出張しており、ドミニカ共和国、ジャマイカ、セントマーチン、キュラソー、アルーバなど、普段あまり耳にしない国々とも取引をしています。
これらの国々は、しばしば貧困や治安の悪さが強調されがちですが、たとえば、年に3回は出張で訪れるドミニカ共和国はカリブ諸国でNo.1の経済成長率を誇っています。毎年新しいビルやマンション、商業施設が物凄いスピードで次々と建設されており、世界各国の投資家が注目しています。
ジャマイカは鉱物資源であるボーキサイトの世界第4位の生産量を誇り、鉱業向けの機械等の需要が非常に高い国です。鉱物資源がこの国を支えています。また、セントマーチン、キュラソー、アルーバは観光立国で、毎年100万人以上の観光客が訪れます。これらの国々は海外投資を積極的に受け入れ、外国籍企業に対して税優遇措置をとっています。経済的にも豊かな一面を持っており、 国民は比較的裕福な方が多いです。
日々、多くの中南米やカリブのお客様と取引をしていますが、彼らとは「ビジネスパートナーである前に“良きアミーゴ(友人)であること”」を心がけています。日本とは全く異なる商習慣に最初は戸惑い、苦労することもありました。しかし、ビジネスの場においてもアミーゴの関係性を築くことやつながりを大切にする彼らの文化には、日々学ぶべきことが多くあります。
■現地での生活
プライベートでは、現地の友人とサッカーを楽しんだり、休日には海や旅行に出かけたりしています。メキシコは観光資源が豊富で、どこに行っても新しい発見があり、飽きることのない国です。

これから大学に入学しようとしている方や在学生の皆さん、毎日が新しい挑戦と学びの連続だと思います。頑張っている皆さんを心から応援しています。時には不安やストレスを感じることもあるでしょうが、そういった経験は必ずあなた自身の成長につながります。知らない世界に飛び込むことは不安であり、恐怖であるかもしれませんが、自分の夢や目標を信じて、一歩一歩前に進んでください。貴重な学生生活の中で、仲間と支え合いながら素晴らしい思い出をたくさん作っていただければと思います。