外国語学部NEWS
【連載】Amor Español~教員対談企画⑦~
2024.03.01(金)
スペイン語学科
外国語学部スペイン語学科の長縄祐弥助教が、2023年3月に卒業した本学ゼミ生2人(浅見祐至さんと小林多美さん)と語り合いながら、拓大で過ごしてきた4年間+社会人になっておよそ1年間
外国語学部スペイン語学科の長縄祐弥助教が、2023年3月に卒業した本学ゼミ生2人(浅見祐至さんと小林多美さん)と語り合いながら、拓大で過ごしてきた4年間+社会人になっておよそ1年間を振り返ってもらいました。
■卒業後の職業は、「スペイン語」という枠にとらわれることなく、多種多様
長縄: ふたりは何の仕事をしているんだっけ?
浅見: 不動産の会社に入りましたが、担当している業務はふたつあって、ひとつは新築分譲住宅の販売、もうひとつは不動産売買の仲介です。パソコンよりも脚で稼いでいる毎日です。
小林: わたしは大学4年間で希望する仕事を見つけることができなかったので、色々な業務を経験できるような職種に就きました。現在は、人材サービス会社の総務として、主に社宅やオフィスの管理などのファシリティマネジメント業務を担当しています。
長縄: 外国語学部って観光業界とか航空業界のイメージが強いけど、実際はそうでもなくて、いろんな職種に就いているよね。わたしが学生だったときを考えても、まわりでスペイン語を使っている職業に就いている人ってそんなにいなかった気がする。今年度卒業する人たちのなかにはスペインにワーキングホリデーに行く人もいるから、進路は本当に人それぞれだよね。
■コロナのせいでいろいろあったけど、人生なんとかなっている
長縄: 大学に入るときに、勉強でも趣味でも何でもいいんだけど、これはやりたいなということはあった?
浅見: 夏休みと春休みで1カ国ずつどこか海外旅行に行きたいというのはあったんですけど、1年生の夏休みに台湾に行こうとしていたら、急に都合が悪くなっちゃって。じゃあ、春休みに!と思ったら、コロナが始まっていましたね…。
小林: わたしは留学に行こうと思って、拓大に入って、2年生の時に行く予定でしたけど、やっぱりコロナのせいで中止になってしまいました。コロナがある程度落ち着いたと思ったら、就活が始まって結局海外旅行も行けずに卒業してしまったので、今、ものすごく留学したいです。
浅見: そうなんだよね。僕は学生の時には留学するつもりはなかったけど、卒業旅行でスペインに行ったら留学しておけばよかったなって感じて、今とても後悔してる。
長縄: そういえば、浅見さんは夏休みにイギリスに行ってなかった?
浅見: 行ってました。思えば、不動産の会社に入ったのも、イギリスに行ったおかげですね。コロナで厳しいときでしたけど、行ってよかったです。やっぱり、海外に行くと、視野が広がります。
小林: え、イギリスのおかげなの?なんで?
浅見: 建物見てたら、面白いなと思って。ホームステイで住んでいた場所の近くの家を見てると全部同じ大きさ、形で、かつシンプルだったんだよね。設計士は無理だけど、不動産に入って、住んでほしい家を買ってもらう仕事がしたいなってそのときに思ったんだよね。全部同じ家を作るって簡単なことだからさ。
長縄: いつもと違うことをしたり、違う場所、特に海外に行くとそういう発見があるから面白いよね。それで、そのときに思ったことをこうやってきちんと形にしているからすごいなあ。
小林: わたし、結局スペインにも行けてないから、今年の夏休みはうまく休みをとってスペイン行きます!行ったら、きっと何かが変わるのかな。
■先生たちが楽しそうなスペイン語学科。縦のつながりもできるスペイン語学科
長縄: 他に何かスペイン語学科にいて、印象に残っていることはある?
小林: とにかく先生たちが明るくて、授業が楽しい雰囲気だったのはとてもよかったです。他の学部や学科がどんな雰囲気なのかはわからないけど。先生という仕事をしている人という目で見ると楽しそうに働いているように見えるから、うらやましいです。先生同士も仲が良さそうで、アットホームな雰囲気が伝わってきます。
長縄: スペイン語の先生って基本楽しそうに授業する印象があるよね。わたしもそうだと思う。楽しいことばかりではないけれど、授業は楽しくやりたいなという気持ちではいる。浅見さんは何かある?
浅見: 先輩とも後輩ともつながりがあったのはよかったですね。部活の先輩だととっつきにくい印象があるけど、SAM(スペイン語相互学習)の授業で学科の先輩にスペイン語教えてもらいながら、いろんな話ができたのはよかったし、反対に自分が先輩の立場になってスペイン語教えるのも楽しかった。
長縄: そういえば、卒業したのに仕事がお休みの日にSAMの授業に一度来てくれたよね。好きなんだなあ。
浅見: 長縄先生のゼミも後輩と課題をおこなうことがあって、先輩後輩のつながりがあって楽しかったです。卒業してもこうやって先生やゼミの仲間とごはんを食べたりする機会があるのもよいですよね。またみんなで集まりたいです。
小林: わたしは、長縄先生のゼミは第2希望だったのですが、結果的にこのゼミで良かったなと卒業した今とても感じています。スペイン語はもちろん、日本語についても学んだりして、普段使っていることばについて興味を持つことができました。他のゼミに比べて課題が難しくて大変でしたけど、楽しむときはしっかり楽しむゼミでした。夏はバーベキュー、冬はクリスマスパーティーとかやったりしてしっかり楽しんでました。
浅見: そうだね。ゼミの授業ではスペイン語のことだけに限らず、これからの社会で生きていくヒントとかを教えてもらえたような気がします。これからもいろいろ教えてください!

長縄: ふたりは何の仕事をしているんだっけ?
浅見: 不動産の会社に入りましたが、担当している業務はふたつあって、ひとつは新築分譲住宅の販売、もうひとつは不動産売買の仲介です。パソコンよりも脚で稼いでいる毎日です。
小林: わたしは大学4年間で希望する仕事を見つけることができなかったので、色々な業務を経験できるような職種に就きました。現在は、人材サービス会社の総務として、主に社宅やオフィスの管理などのファシリティマネジメント業務を担当しています。
長縄: 外国語学部って観光業界とか航空業界のイメージが強いけど、実際はそうでもなくて、いろんな職種に就いているよね。わたしが学生だったときを考えても、まわりでスペイン語を使っている職業に就いている人ってそんなにいなかった気がする。今年度卒業する人たちのなかにはスペインにワーキングホリデーに行く人もいるから、進路は本当に人それぞれだよね。
■コロナのせいでいろいろあったけど、人生なんとかなっている
長縄: 大学に入るときに、勉強でも趣味でも何でもいいんだけど、これはやりたいなということはあった?
浅見: 夏休みと春休みで1カ国ずつどこか海外旅行に行きたいというのはあったんですけど、1年生の夏休みに台湾に行こうとしていたら、急に都合が悪くなっちゃって。じゃあ、春休みに!と思ったら、コロナが始まっていましたね…。
小林: わたしは留学に行こうと思って、拓大に入って、2年生の時に行く予定でしたけど、やっぱりコロナのせいで中止になってしまいました。コロナがある程度落ち着いたと思ったら、就活が始まって結局海外旅行も行けずに卒業してしまったので、今、ものすごく留学したいです。
浅見: そうなんだよね。僕は学生の時には留学するつもりはなかったけど、卒業旅行でスペインに行ったら留学しておけばよかったなって感じて、今とても後悔してる。
長縄: そういえば、浅見さんは夏休みにイギリスに行ってなかった?
浅見: 行ってました。思えば、不動産の会社に入ったのも、イギリスに行ったおかげですね。コロナで厳しいときでしたけど、行ってよかったです。やっぱり、海外に行くと、視野が広がります。
小林: え、イギリスのおかげなの?なんで?
浅見: 建物見てたら、面白いなと思って。ホームステイで住んでいた場所の近くの家を見てると全部同じ大きさ、形で、かつシンプルだったんだよね。設計士は無理だけど、不動産に入って、住んでほしい家を買ってもらう仕事がしたいなってそのときに思ったんだよね。全部同じ家を作るって簡単なことだからさ。
長縄: いつもと違うことをしたり、違う場所、特に海外に行くとそういう発見があるから面白いよね。それで、そのときに思ったことをこうやってきちんと形にしているからすごいなあ。
小林: わたし、結局スペインにも行けてないから、今年の夏休みはうまく休みをとってスペイン行きます!行ったら、きっと何かが変わるのかな。
浅見: 絶対何かしら見つかるよ。だから、これから大学入る人も今在学している人も是非海外に行ったほうがいいと思う。
長縄: それは本当にその通りだね。行ってすぐはわからないかもしれないけど、後からじわじわ来ることもあるし。卒業して働き始めてしまうと、今度はまとまった時間がとれないから海外行くの難しいよね。今、留学に行きたくなっている気持ちもわかる!
長縄: それは本当にその通りだね。行ってすぐはわからないかもしれないけど、後からじわじわ来ることもあるし。卒業して働き始めてしまうと、今度はまとまった時間がとれないから海外行くの難しいよね。今、留学に行きたくなっている気持ちもわかる!

長縄: 他に何かスペイン語学科にいて、印象に残っていることはある?
小林: とにかく先生たちが明るくて、授業が楽しい雰囲気だったのはとてもよかったです。他の学部や学科がどんな雰囲気なのかはわからないけど。先生という仕事をしている人という目で見ると楽しそうに働いているように見えるから、うらやましいです。先生同士も仲が良さそうで、アットホームな雰囲気が伝わってきます。
長縄: スペイン語の先生って基本楽しそうに授業する印象があるよね。わたしもそうだと思う。楽しいことばかりではないけれど、授業は楽しくやりたいなという気持ちではいる。浅見さんは何かある?
浅見: 先輩とも後輩ともつながりがあったのはよかったですね。部活の先輩だととっつきにくい印象があるけど、SAM(スペイン語相互学習)の授業で学科の先輩にスペイン語教えてもらいながら、いろんな話ができたのはよかったし、反対に自分が先輩の立場になってスペイン語教えるのも楽しかった。
長縄: そういえば、卒業したのに仕事がお休みの日にSAMの授業に一度来てくれたよね。好きなんだなあ。
浅見: 長縄先生のゼミも後輩と課題をおこなうことがあって、先輩後輩のつながりがあって楽しかったです。卒業してもこうやって先生やゼミの仲間とごはんを食べたりする機会があるのもよいですよね。またみんなで集まりたいです。
小林: わたしは、長縄先生のゼミは第2希望だったのですが、結果的にこのゼミで良かったなと卒業した今とても感じています。スペイン語はもちろん、日本語についても学んだりして、普段使っていることばについて興味を持つことができました。他のゼミに比べて課題が難しくて大変でしたけど、楽しむときはしっかり楽しむゼミでした。夏はバーベキュー、冬はクリスマスパーティーとかやったりしてしっかり楽しんでました。
浅見: そうだね。ゼミの授業ではスペイン語のことだけに限らず、これからの社会で生きていくヒントとかを教えてもらえたような気がします。これからもいろいろ教えてください!

ゼミの発表会の様子。今年度後期は「生成AIをどのように言語学習に応用すればよいのか」という課題に対して、ゼミ生それぞれからさまざまな提案が出されました。