外国語学部NEWS
【連載】ニーハオ中文~教員対談企画④~
2024.02.29(木)
中国語学科
2月29日動画を追加しました。
「中国語学科」と「国際日本語学科」がコラボすれば、新たな可能性が何倍にも広がる!
共に本学中国語学科出身の山口隆正(国際日本語学科)教授と関口美幸(中国語学科)教授。先輩後輩でもあり、魯迅大好きで紹興酒の飲み友達でもある二人が中国語・日本語の相互学習について語ります。
関口教授:中国語学科と国際日本語学科 でもっとたくさん一緒にできることがあるんではないかと思って、今日の対談を企画しました。もちろん、今までも交流会を開いたり、中国語学科の科目を留学生が履修したりはしているんですが……
山口教授:何の科目?
山口教授:何の科目?
山口教授:楽しみながら言葉が学べるなんて、最高ですね。
関口教授 :半年間一緒に勉強することで、自然と仲良くなり、最後の授業では「お楽しみ会」を開いて、一緒に歌を歌ったり、中国語と日本語でゲームをしたりしています。
関口教授:中国語学科でも日本語教師を目指す学生はいます。そういう時には国際日本語学科の先生に大学院選びを手伝っていただいたり、推薦状を書いていただいたりとずいぶんとお世話になっています。
山口教授:授業以外にも、翻訳とかもやっているよね。
関口教授:はい。授業でも「翻訳法」といって、中国語を日本語に訳す授業はあるのですが、これに飽き足らない学生もいまして、去年から「翻訳勉強会」を月に一回開くようになって、教員、学生、卒業生の垣根を越えて、翻訳好きが集まってワイワイいいながら翻訳の勉強をしています。こちらは中文日訳だけでなく、日文中訳にも対応できる体制が整いつつあるので、ぜひ留学生を紹介してくださいね。

翻訳勉強会の様子

語劇祭の一場面
山口教授:私が中国語の勉強を始めたきっかけを少しお話します。私、中国料理が大好きなんです。それで中国料理名を中国語で言えるようになりたいと思って、中国語を始めました。初めて中国語で料理の注文ができた時はすごくうれしかったことを今でも覚えています。あと、感激したのは、自分の名前を中国語で言えた時。また、それを中国人に「すごい」と褒められた時の喜びは格別でした。あと食べ物以外にも中国の文化、例えば、日本の歌舞伎に相当する「京劇」というのがあるんですよ。それを中国語で見て分かった時も感激しましたね。そうした感激が中国語を勉強しているとたくさんあるんですね。あと、とにかく中国は広い。私も二十数年前に北京に日本語を教えに行ったんですが、まあ、広い。百聞は一見に如かず。中国語でなんといったっけ?
関口教授:百聞不如一見(バイウェンプールーイージエン)
山口教授:そうそう、百聞不如一見(バイウェンプールーイージエン)。ぜひ、留学してその広さも体験してほしいですね。
関口教授:留学制度が充実しているのは外国語学部の魅力の一つですね。北京の北方工業大学や台北の東呉大学という提携校以外にも、天津、上海、台湾の大学とも交換留学制度がありまして、例えば、日本に交換留学に来ていた留学生に、日本から留学に行ったときに現地で会えたりもするんですよ。
山口教授:外国語学部のキャンパスは八王子国際キャンパスです。自然豊かなこのキャンパスで、中国語と日本語を勉強してほしいと思っています。


自然豊かな八王子国際キャンパス