2023年度中国語学科卒業論文・卒業研究中間発表会が行われました

2023年10月24日（火）に外国語学部中国語学科の４年生を対象にした卒業論文・卒業研究中間発表会がＡ209教室で行われました。
例年３教室に分かれて日頃の研究成果を発表していましたが、その場合時間がかかりすぎるのと、聞きたい発表が別の教室で行われていた場合、聞けないといった意見が３年生から寄せられたため、今年は一つの教室を７ブースに分け、ポスター発表の形式を取りました。
３年生からは「発表者との距離が近いので、内容がストレートに伝わってくるし、質問にもその場ですぐに答えてもらえるのでよかった」と概ね好評でした。また、発表時間は１人８分と去年と変わらないものの、同じ内容を繰り返し２回行うことにより、３年生にできるだけ多くの発表を聞くことができるよう配慮しました。それでも去年に比べて大幅な時間短縮になりました。
発表終了後には、茶話会を開き、日頃接触の少ない他の学年の学生や他のゼミの先生方と談笑しました。４年生には卒論・卒研を書き進めるためのアドバイスをゼミ以外の先生から受ける貴重な時間となり、３年生にとっては、４年生から生の就活体験を聞ける貴重な時間となったようです。
なお、４年生の参加者はビデオ参加の１名を含む合計36名であり、卒論・卒検のテーマ（一部抜粋）は以下の通りです。

・中国語

「中国語動詞の機能的特徴の分析と考察」「中国語の“在”と“着”の認識について」「カタカナ語に関する研究―中国語母語話者の場合」「日中オノマトペの比較～漫画表現を中心に～」など
 

・文学・文化

「児童文学作家、曹文軒の作品の翻訳と考察」「歌舞伎と京劇における女性参画の可能性」「中国古典的服装および現代ファッションへの影響」「日本と中国の格闘技の違いと共通点 ～歴史的背景から見ていく両国の格闘技の発展～」「日中化粧文化の比較～流行を中心に～」など
 

・社会問題・ビジネス

「未来を創るエネルギー構造」「中国の教育制度」「台湾における日本食ビジネス」「中国における女性の社会的地位」「中国人観光客をどう増やすか」「中国と日本のスーパーマーケットの違い」など