FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
外国語学部NEWS

【国際日本語学科】小井・中村・平山ゼミが合同合宿を開催しました

2023.03.28(火)
国際日本語学科  
3月8日~9日、国際日本語学科の3つのゼミナール(小井亜津子・中村かおり・平山紫帆 3年ゼミナール)が静岡
3月8日~9日、国際日本語学科の3つのゼミナール(小井亜津子・中村かおり・平山紫帆 3年ゼミナール)が静岡県伊東市の天城高原にある宿泊施設で合同合宿を開催し、留学生2人を含む13人が参加しました。大きく2つの活動を実施し、学生たちにとって頭をフル回転させる2日間となりました。
 
初日はお昼から夕方までおよそ6時間かけて、「曖昧なアイディアを分析し構造化する」方法を学ぶために、「うえの式質的分析法」を体験しました。
目指すゴールは「国際日本語学科の魅力を高校生に伝えるメッセージを作成すること」です。まずは様々な視点から学科の魅力や特徴についてどんどんアイディアを出し、それらを分類。さらにそこから「メタ情報」を抽出して、全体構造がどうなっているかを分析するという過程を体験しました。
学生からは「とても面白い活動で充実していた」「時間を忘れるほど楽しかった」という声が聞かれました。長時間集中しなければならなかったため、最後は疲れも見られましたが、どのグループもゴールまでたどり着くことができました。
 
完成した3つのキャッチコピーは以下の通りです。

  • 「異文化交流から見直す日本語」
  • 「自分の“日本語学”を探しに行こう。―普段何気なく使う日本語を世界の一言語として捉え、興味のある分野を追求できる学科―」
  • 「日本語を知る。世界が広がる。 ~日本語プラスαの学びへ~」
小井・中村・平山ゼミ合同合宿1「うえの式質的分析法」を体験中
小井・中村・平山ゼミ合同合宿2多様なアイディアをどう分類するか検討
小井・中村・平山ゼミ合同合宿3分類した情報同士の関係を説明
小井・中村・平山ゼミ合同合宿4最終結果をプレゼン中
小井・中村・平山ゼミ合同合宿5完成後の記念撮影
2日目は卒論作成に向けて、それぞれの現時点での構想を伝え合うポスター発表を実施しました。
研究テーマは、日本語教育に関するものから、方言、外来語、慣用的表現など普段の日本語使用に関するもの、笑いや割り込みなど会話の仕組みに関するもの、黒髪信仰や「カエル化現象」など社会や文化に関するものなど、多岐にわたっていました。
この活動は、他のゼミの人から意見がもらえるという点が、非常によい刺激となったようです。
「みんなのテーマが面白かったし、自分のアイディアに関しても他のゼミの人から意見がどんどん出てきて新鮮だった」「今までは出ていなかった意見がもらえてためになった」という声が多数聞かれました。
 
合宿の成果が4年次での卒論作成に活用されることが期待されます!
小井・中村・平山ゼミ合同合宿6ポスターを囲んでディスカッション
小井・中村・平山ゼミ合同合宿7お互いにとって新鮮なコメントがたくさん出た