外国語学部NEWS
Christmas Lovers(クリスマス愛好家)
2023.02.28(火)
留学体験談 学生編
猪浦晃洋 英米語学科2年(留学時)
留学先:ランガラカレッジ(カナダ)
留学期間:2018年8月~2019年2月(7ヶ月)
留学先:ランガラカレッジ(カナダ)
留学期間:2018年8月~2019年2月(7ヶ月)
僕はカナダのバンクーバーに長期研修で滞在した。行くたびに思うことだが、バンクーバーに住む人たちが、何か行事を行う度にどれだけそれらを楽しみに、力を入れるかに驚かされる。特に印象に残っているのがクリスマスだ。少なくともバンクーバーでは、年越しよりもクリスマスのほうがビッグイベントだった。
クリスマスといえばイヴから全てのお店は閉まっている。多くの家がクリスマスの装飾できらびやかなのに、家の傍にある大きなショッピングモールは閑散としていて日本のクリスマスに慣れている僕には違和感があった。
クリスマスといえばイヴから全てのお店は閉まっている。多くの家がクリスマスの装飾できらびやかなのに、家の傍にある大きなショッピングモールは閑散としていて日本のクリスマスに慣れている僕には違和感があった。
そんな家庭での団らんもつかの間、クリスマスプレゼントの開封が始まった。僕の分のプレゼントまで用意されていたのだから驚きだ。それも一つではない。僕はそんな風に温かく迎えてくれた娘さん一家に感謝の気持を伝えてその家を後にした。帰りの車の中、僕のホストたちは何やら別のパーティーの話をしていた。僕は起きるのが早くて眠かったものだから、明日別のパーティーがあるのだろう程度で、話をよく聞いていなかった。家について昼寝をしていると、部屋の外からホストに準備はできているのかと聞かれた。きっと夕食の準備ができたのだろうと思って生返事を返してしまった。
もう一度呼ばれ、急いで家を出ると車に乗せられた。着いた先では別のクリスマスパーティーが催されていた。今度のパーティーにはホストファミリーの親戚全員が揃っていた。華やかな装飾とディナー、またしてもたくさんのプレゼントとクラッカー。カナダのクラッカーは日本と違い、二人で一つを鳴らす。僕はホストマザーと組んだがうまく音を出せなかった。するとそれを見ていた甥っ子が僕と組んでクラッカーを鳴らしてくれた。それを聞いた家族全員が”Merry Christmas!”と言葉を交えた。
僕は本当にホストファミリーの一員になった気分になった。
僕は本当にホストファミリーの一員になった気分になった。