FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
外国語学部NEWS

我的韩国亲友(僕の韓国人の親友)

2023.03.05(日)
留学体験談 学生編  
塚本大輝 中国語学科2年(留学時)
留学先:北方工業大学(中国)
留学期間:2019年8月~2020年1月(6ヶ月)
我的韩国亲友(僕の韓国人の親友)1
留学初日、北京首都国際空港に到着し全員バスで北方工業大学に向かった。当時、僕は長期研修のリーダーを担当していたので、どのように部屋を割り振るか考えていた。男子で参加した学生は僕を含めわずか3人。一部屋に2人住むことが決まっていたため、3人の中で誰かひとりは外国人と共同生活しなければならなかった。せっかくの留学だったので、違う国籍の方と生活するいい機会だと思い、自ら願い出で先に部屋に入って待っていた。しばらくするとノック音が聞こえたのでドアを開け、「您好!我是从日本来的。叫冢本大辉。见到您很高兴。(こんにちは!私は日本から来ました。塚本大輝です。お会いできてうれしいです。)」と教科書通りに言ったが全然通じなかった。そこで、無理やり韓国語で「チョヌン イルボン サラミムニダ(私は日本人です。)」と言ったら、日本語で「私日本語喋れるから安心して」という返事が返ってきた。正直度肝を抜かれた。その挨拶を境に、僕の楽しい留学生活は始まった。
部屋の掃除、買い物はもちろん二人で協力して行い、お互いの語学向上のために日本語に中国語を交えて会話した。それ以外にも、彼のおかげで韓国留学生たちと食事をしたり、遊びに行ったりすることもできた。最後には、2人で思い出作りのために12月に北京市の古北水镇(古北水鎮)に1泊2日の旅をした。彼が韓国へ帰る時、僕は見送りができなかった。なぜなら、日本大使館主催の成人式に参加したからだ。予定では、彼は3月にまた北方工業大学に戻り半年間留学することになっていた。そこでもう一度会う予定だったが、コロナウイルスの流行が原因で留学は予定より早めに切りあげられ、帰国することになってしまったので、結局彼には会えなかった。僕自身も2月に中国国内旅行をする予定だったがそれもなくなった。今回の留学は色々な意味で悔いが残った。しかし、コロナ禍が収束し落ち着いたら、直接彼に会いに行ってあの時の感謝の意を伝えたい。
我的韩国亲友(僕の韓国人の親友)2
我的韩国亲友(僕の韓国人の親友)3
後輩の皆さん、楽しみにしていた今年度の長期留学がコロナ禍の影響で中止になってしまい、辛い気持ちでいっぱいだと思います。しかし、まだまだチャンスはあります。自分自身が留学に行きたい!そう決めたら目標に向けてしっかり準備を進めてください。そうすれば、きっと楽しい留学ができる日がくると僕は思います。
お互いに頑張りましょう!!