外国語学部NEWS
慢慢來(ゆっくりでいいよ)
2023.03.06(月)
留学体験談 学生編
若林美波 中国語学科2年(留学時)
留学先:東呉大学(台湾)
留学期間:2019年8月~2020年3月(7ヶ月)
留学先:東呉大学(台湾)
留学期間:2019年8月~2020年3月(7ヶ月)
私は小さい頃から台湾が好きで、台湾ドラマに出てくる台湾の人々の暮らしに憧れて留学を決めました。留学が決まったのは大学2年生の時、2年生といえば進路も考え始める時期。先生に声をかけていただき、あれよあれよという間に台湾の現地企業でのインターンが決まりました。しかし、決まったものの、その時は中国語での電話のかけ方一つもままならない状態でした。一抹の不安を抱えて台湾へと飛び立ちました。
インターンが始まったのはちょうど春節(旧正月)頃で、留学も終盤に差し掛かっていたところでした。中国語力が少し進歩した状態の私がどれほど使い物になるのか、同じく長期研修に参加したもう1人の仲間と不安でいっぱいになりながら向かいました。
インターンが始まったのはちょうど春節(旧正月)頃で、留学も終盤に差し掛かっていたところでした。中国語力が少し進歩した状態の私がどれほど使い物になるのか、同じく長期研修に参加したもう1人の仲間と不安でいっぱいになりながら向かいました。
インターンを受け入れてくれたのは台北市の中山にある東南旅行社の外人部という部門で、主に日本から台湾に来るお客様に関わる業務を行なっています。私たちはそこでツアー表の作成や、社員の方のサポートを任されました。専門用語バリバリの中国語で指示を受けてエクセルで表を作ったり、故宮の予約をしました。もし失敗すると迷惑をかけてしまうため、気が抜けない状況で最初はヘトヘトでした。しかし、他の社員の方々は優しく「慢慢來(ゆっくりでいいよ)」と言ってくれ、たくさん様々な仕事の機会を下さいました。そして、春節期間のため、連休前は忘年会、連休後には新年会に参加させていただき、台湾のビジネスマナーや働き方を学ぶことができました。
台湾では春節の期間は大部分の店が閉まるため、所謂「淡季(オフシーズン)」でしたが、当時はコロナが台湾で流行り始めたことが原因でインターンの最後の方は予約のキャンセル業務に追われました。少し悔しい気持ちもありましたが、これによって観光業等のサービス業の楽しさ、大変さを学ぶことができいい機会となりました。
不安いっぱいで始まった私のインターンは笑顔いっぱいで幕を閉じました。中国語の実力をさらに伸ばし、いつかは台湾で働いてみたいという夢ができました。お世話になった東南旅行社の皆様に深く感謝致します。
台湾では春節の期間は大部分の店が閉まるため、所謂「淡季(オフシーズン)」でしたが、当時はコロナが台湾で流行り始めたことが原因でインターンの最後の方は予約のキャンセル業務に追われました。少し悔しい気持ちもありましたが、これによって観光業等のサービス業の楽しさ、大変さを学ぶことができいい機会となりました。
不安いっぱいで始まった私のインターンは笑顔いっぱいで幕を閉じました。中国語の実力をさらに伸ばし、いつかは台湾で働いてみたいという夢ができました。お世話になった東南旅行社の皆様に深く感謝致します。