FACULTY OF FOREIGN LANGUAGES
外国語学部NEWS

アメリカ・NY料理

2023.02.25(土)
留学先グルメ 教員編  
塩崎 智 教授
塩崎智教授は、NY居住歴7年。NY名物ベーグルについて聞くつもりが、なぜか脱線してしまい、先生ごり押しの、4つの定番料理について書くことになってしまった。

その1:ピッツァ ー生地にこだわり有り!

NYのスタンド・フードと言えばピッツァ。アメリカンサイズの大きさは当たり前だが、「生地のクオリテイはイタリアに負けないかも」と、先生はその特色をあげる。
もちもちしている中身と表面の少し焦げ目があるくらいのパリパリ感。この組み合わせがたまらない。
アメリカ人は、具が乗っていない端の「耳」の部分を残す人が多いが、そこも美味いので食べないではいられない。
レストランで食べるのもいいが、やはりNY名物は立ち食いだ。
スライスと呼ばれる、具が乗ってない一番シンプルな、ホールの8分の1のサイズが、1~2ドルくらい。
カウンターに置いてある、スパイスのオレガノ、粉チーズ、チリ、ガーリックパウダーなどをお好みで振りかけて、紙皿で丸めるように、コーラとともに豪快にかぶりつく。
「石を投げれば当たるくらいたくさん店があるけど食べるなら人気店で!」ということだ。

その2:ホットドッグ ーはみ出るジューシーソーセージ

次のおススメは、ホットドッグ。ネイサンズというお店のホットドッグが有名だ。美味しさの秘訣はソーセージにある。
「ネイサンズのソーセージは粗挽きではないのに、しっかり油がのっていて美味しいんだよね」。
しっとりして美味しいパンに、はみ出そうな長さのソーセージをはさみ、サワークラウト(キャベツの酢漬け)、ケチャップ、そしてマスタードをかけて食べる。
ソーセージが特徴のホットドッグソーセージが特徴のホットドッグ

その3:ハンバーガー ーつなぎ無し、ジューシーパテが勝負

3つ目はハンバーガーと財布に優しい食事が続く。
NYのハンバーガーの魅力はジューシーなパテとしっとりとしたバンズである。ビーフの味丸出しで分厚いパテからは、食べているうちに肉汁があふれ出てくる。
一番人気は、日本にもあるシェイク・シャック。マックの数倍するが、値段以上の価値がある。

その4:ビーフ・ステーキ ー牧草の香り豊かな450グラム

牧草香る1ポンドステーキ牧草香る1ポンドステーキ
最後は、1人1万円はかかるというステーキ。特に先生が愛するのは一ポンド(約450g)のプライム・リブというステーキ。
厚さは2センチ級で、外は焦げ気味、中は真っ赤のミディアム・レアがベスト。まさに血もしたたるステーキだ。
日本の和牛と異なり霜降りではないので、完食しても胸がむかむかしない。
「日本のステーキと違うのは、香りなんだ。牛が食べた牧草の香りがするんだよ。アメリカ人は、けっこうステーキの匂いをかいで食べてるね」。
この次はベーグルの取材が控えている。こんなものばかり食べていれば5キロは軽く太りそうだ。
(英米語学科3年 川口 あい)
(英米語学科3年 川口 あい)