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2020年08月06日NEWS英米語学科

学生による新任教員紹介 ~河原清志 先生~

今年から本学着任の教授に、河原清志さん(49)という先生がいる。性格は朗らかで、好奇心旺盛。学生からの評判も良い。授業では経験を活かし、通訳・翻訳を教える。お坊さん修行をする一面も持つ教授だ。

KAWAHARA Kiyoshi

これまでの歩み

岡山県出身で高校卒業後、上智大学法学部国際関係法学科に入学し卒業。就職はしなかった。
フリーター時代、エアロビクスや、落語家の追っかけにハマる。ゆるりと過ごした。
20代後半、父が他界。「このままではいけない」と考え、予備校に入社した。家庭教師も兼業し、約360日働く。
数年経ち、人生を変える1冊の本『動詞がわかれば英語がわかる―基本動詞の意味の世界』に出会う。河原教授が高校生の時に抱いた疑問を、本は見事に説明していた。読んだ時の「うぉー」という衝撃は今でも覚えているという。
その後、本の著者に連絡を取り、著者のもとで「英語の理論的な捉え方」を習う。理論を学び、現在は研究者として「言葉の意味」を研究している。

河原教授の人となり

そんな河原教授は強い好奇心の持ち主である。なんでも、自分の魂を鍛えたいと考え、お坊さんになる為の修行中だそうだ。
また、河原教授の人柄は授業スタイルにも表れている。ゼミ内での教授の役割は「傾聴者」だ。注意深く生徒の話を聞き、相手の考えを受け入れる。このような授業形式を取り入れたのも、好奇心があるからだろう。
ところで、授業中の河原教授はどんな雰囲気なのだろうか。河原ゼミ3年生に聞いてみた。
「人柄は、明るくて、朗らかで優しい。近所のやさしいおじさんのよう。また、どんな話も楽しそうに聞き、褒め上手。哲学的な質問が、たまに飛んできて困る。」
親しみやすく、好奇心を持って話を聞いてくれる教授のようだ。

通訳・翻訳家を目指す人へ

通訳・翻訳の実務を経験し、英語の理論研究を行う河原教授から、通訳・翻訳家の卵に向けた言葉を頂戴した。
「楽しい思いも嫌な思いも、いろんなことを経験する。どんなことも自分の肥やしになる。例えば、詩や小説には著者の人生経験が投入される。つまり、著者の人生経験や気持ちを深く理解するには、翻訳者も似たような体験があれば良いという訳だ」。

河原教授曰く、人生経験豊富な人と、不足している人では、翻訳・通訳後の言葉に差が出るそう。学校の勉強はもちろん、人生経験も同じくらい重要なのだ。ふと、インタビュー前に河原教授が私に逆質問をしたことを思い出した。やっぱり河原教授は好奇心が強いと再確認し、好奇心は人を充実させると思った。これから私も色々な出来事に興味を持って生活しよう。
(英米語学科4年 秋間 庸次)

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