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2018年08月21日NEWS

中国語と英語の教職免許取得にチャレンジ! 中国語学科4年 石 明靖さん

TICKET FOR YOUR DREAM! (夢への切符3枚目)
外国語学部中国語学科インタビュー :中国語学科4年 石 明靖さん


 外国語学部では、中学校・高等学校(英語・中国語・イスパニア語)の教員免許を取得できる教職課程を設けています。教職課程を履修するほとんどの学生はそのなかの一つの言語を選択しますが、中国語学科4年の石 明靖さんは中国語と英語の二つの言語の免許を取得しようと果敢にチャレンジしています。(中学校・高等等学校教諭免許状【中国語】と【英語】<国> (1種)を取得する予定)そこで、石さんに大学生活のことや将来のことなどを聞いてみました。

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教壇実習中の写真
1.どうして中国語学科に入学したのですか?

 私は中国で生まれ、五歳のときに両親の仕事の関係で日本に来ました。中国語に関しては、言語の四技能でいう聞くことや話すことは問題なくできていたのですが、読むことと書くことに関して知識不足な状態で来日しました。
 日本に来てからは、中国語を学ぶ機会も少なく、両親からの個別指導と自己学習のみの状況が続きました。しかし、両親も仕事が忙しくなり、また自己学習にも限界があったため、段々と学ぶ時間も減っていきました。
 そこで、自身の中国語能力を補え、且つ第二言語として教えるために必要な理論やビジネスの場面において使用される中国語を学べる大学がないか調べた結果、拓殖大学中国語学科が、正に私のやりたいことが実現できる大学であると知り入学しました。

2.何故教職を志し、更に中国語のみならず英語も取得しようと考えたのですか?

 生徒の成長段階に関わることができ、生徒によって自身も成長することのできる「教師」という職業に小さいころからとても魅力を感じていました。私自身、多種多様な考え方を持っている「人」と関わることが好きでした。自身の知っている知識を伝えることによって、悩みを解決させる手伝いができ、またそのことにより感謝され、「“解”のない問い」に生徒と共に悩みながらも、答えを求め歩むことのできる教師という職業は素晴らしいと思い、志すようになりました。

 中国語だけでなく、英語の教職免許も取得しようと考えた理由は大きく分けて次の二つにあります。

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教壇実習中の写真
 一つ目は汎用性の高い言語だからです。英語は汎用性の高い言語で、様々な分野においても有益な情報源は英語です。また、英語は他の言語と比べ最も研究されている言語でもあると、個人的に感じています。実際、平成21年に告示された高等学校の学習指導要領でも英語以外の外国語は、「英語に関する各科目の目標及び内容に準じて行うもの」と明記されています。そのため、英語の教授法を学ぶことは、英語を含めそれ以外の外国語の教授法の土台になるのではないのかと考えるようになりました。

 二つ目は多方面に教授法の知識を持ちたいと思ったからです。中国語の教授法を学んでいく中で、英語の教授法が多方面で活用されていることに気づきました。勿論、中国語を教えることと英語を教えることは全く違うことではありますが、テクニックなど科目に活用できるため、学べば学ぶほど授業で扱えるアイディアが多く浮かぶようになりました。実際、英語科の教職を履修したことにより、中国語学科だけでなく、英米語学科の先生方からも教育法や、言語に関して詳しく学ぶことの出来る機会を得られました。そのお陰で自分自身の視野も広がり、改めて教職の奥深さや楽しさを感じることが出来るようになりました。そして、今までよりも一層教師になりたいという気持ちが強くなりました。

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教壇実習中の写真
3.教職(英語・中国語を含め)を履修する上で、どのようなことが大変でしたか?

 大変だったことは大きく分けて三つあります。
 一つ目は勉強でした。教職科目全部に関して勉強をしていかなければならなかったので、復習にかなりの時間がかかっていました。
 特に「英語科教育法Ⅰ」の科目に関しては、当然のことながら、教師として教壇に立てるほどのレベルがなければ単位を出せません。しかし、2年生の時はそのレベルに到達しておりませんでした。そのため、通年科目でありながらも前期時点で単位を落としましたが、今後に向けて、後期も授業を聴講致しました。毎週行われていた文法の小テストも最後まで参加し、先生がテストに出すポイントをチェックしていきました。また、期末試験に関しても先生が出題する形式や傾向を分析していきました。
 三年生の時で再履修した際、先生の丁寧なご指導や二重学習で理解も更に深まりました。文法の小テストは、ポイントをチェックしていたこともあり、効率的に勉強することができ、また模擬授業では、昨年度に先生や生徒役の学生から頂いたフィードバックを活かした授業展開や、今までは出来なかった多方面の視点からのコメントを残すことができるようになりました。昨年度からの努力が実を結び、無事に単位を取得することができました。

 二つ目はカリキュラム管理でした。大学は、自分で時間割を決めることができます。そのため、自分で必修科目や履修に必要な科目を整理していかなければいけません。私の場合、中国語の必修科目に加え、教職や英語科の科目も履修を組んでいかなければならなかったため、新学期は毎回履修調整が大変でした。学務課の方が大変面倒をよく見てくださり、いつも履修に関して相談に乗って頂いていたので、最終的には時間を有効活用した時間割設定ができました。

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集合写真―体育祭―
(生徒さんの顔を加工してあります。)
 三つ目は定期試験対策でした。履修科目の増加に伴い、試験科目も増えていきます。四年で全ての教職科目を履修し終えるため一年から三年生までできるだけ教職科目を履修していきました。その関係もあり、午前から午後まで全て試験で埋まることもありました。そのため、試験前の復習はいつも効率的にやらなければいけなく、タイムマネジメントに少し苦労しました。

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集合写真―実習最終日―
(生徒さんの顔を加工してあります。)

4.大学卒業後の目標はなんですか?

 大学卒業後は大学院に進学し、第二言語習得と英語教育に関して、更に深く研究していきたいと思っています。
 前述した通り、外国語教育の分野において、英語教育が最も研究され、様々なメソッドが考えられています。そのため、英語を更に深く学ぶことが、他言語を教えることに大きく繋がっていくと個人的に思います。
 私自身、中国語に関しても日本語に関しても、具体的にどのようにして習得できたのかわかりませんが、少なくとも幼少期の過ごし方が第二言語習得にとても重要になっていることは肌で感じています。そのため、自分の主観的な体験を活かせる「第二言語習得」、更に学校教育において体系的に学び客観的に観察できる言語である英語についても「英語教育法」という視点から研究していきたいと考えています。
 また大学院在学中に、英語圏に留学し、研究を深め、更に今後教壇に立ったときに使用する補助資料を集めたいと考えています。各地に足を運び、現地に住んでいらっしゃる方と交流することによって、自身の英語能力を高めるとともに視野を広げていこうと思います。
 現地の母語話者や非母語話者に対する教授法の細かな違いや、発音指導に関しても興味があるので、自身が生徒の立場になることによって体験し、勉強していきたいと考えています。そして、学んだことを自身が実際に教壇に立つときに活用できるように、授業を受けた生徒の方からフィードバックを得たり、教鞭を執られた経験のある先生に対し授業をする上での意識調査等も計画しております。グローバル社会と叫ばれる今日、言語の習得は大変大きなキーポイントとなっています。機械の翻訳技術も発達していますが、「人」対「人」だからこそ伝わる内容があると個人的には思います。言語習得に関して苦手意識を持っている児童や生徒は少なくありません。だからこそ、大学院にて第二言語習得や英語教育を専門的に研究していき、人間の習得段階に合わせた指導が出来る教師になりたいと考えています。
 そして最終的には、専門性も教養も十二分に兼ね備えた教師として生徒の前に立って、教鞭を執ることが今後最大の目標です。

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実習最終日の帰りのHR
(生徒さんからのサプライズに驚きを隠せませんでした。)

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実習最終日に頂いたもの
(生徒さんの名前、内容に関しては加工してあります。)
5.最後に拓殖大学外国語学部中国語学科を目指す学生にメッセージはありますか?

 高校生の皆さんは、大学生活に対してどんなイメージを持っているのでしょうか?もし「とにかく自由」だと思われているようでしたら、大正解です。必修の科目さえ履修すれば、卒業できるのが大学です。更に言えば、全て自分次第で変わることのできる場所です。
 私は、自身の専門性も高めながら教師を目指したいと思い、自分で選んだ道を突き進んできました。友人には、サークル活動や委員会活動に精を出している人もいれば、様々なアルバイトを掛け持ちしながら社会にどんどん飛び込んでいる人もいます。また留学に行き、語学力やコミュニケーション力を高めて帰ってくる人もいれば、ボランティア活動を積極的にしていき、自分の内面を磨いている人もいます。どの道も正解でありますし、選択は無限大にあります。
 私が自信を持って言えるのは、拓殖大学はみなさんの選択を全力でサポートするということです。
 教育現場を長く経験された知恵を教えてくださる先生方、ビジネスの現場でのノウハウを沢山教えてくださる先生方、語学のプロフェッショナルであるネイティブの先生方、どの先生方も学生一人ひとりに寄り添ってくださいます。
 拓殖大学の先生方と学生の距離は、驚くほど近いです。だからこそ、自分の能力を上げたいと思ったら、いつでも先生方がサポートしてくださるのです。先生に限ったことではありません。学務課の方、就職課の方などもいつでもサポート体制が整っています。
 拓殖大学に入る前と入った後で、私の中で良い意味で大きなギャップがありました。もし本気で学び、遊び、充実した大学生活を送りたいのであれば、私は強く拓殖大学をお勧めします。
 もし、私が言った話が嘘だと思ったのであれば、是非一度オープンキャンパスやキャンパスパス見学会などで見学にいらしてください。私達はいつでも、皆様をお待ちしております。きっと、納得してお帰りいただけると思います。
 

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