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2013年08月02日英米語学科

イギリスの大学サークル体験談-音楽を通じて得た仲間

染矢優香さん (英米語学科3年 埼玉県立所沢西高校出身)
 

昔から漠然と憧れていたイギリスに、ついに留学することができた。現地で勉強以外に私がやりたかったことは音楽である。私は中学校、高校とでブラスバンドをやっていたので、ぜひとも音楽活動をしてみたかったのだ。
 

新学期が始まる一週間前に大規模なサークル勧誘が始まる。そこで私は偶然、World Music Choirというサークルに目が留まった。そのサークルでは世界中の国の伝統的な歌をその国の言葉で合唱する。私はその点に興味をもち、見学に行くことにした。
 

しかし、まだ勉強不足で英語も乏しい私がたった一人でサークルに入るのには予想以上の勇気が必要であった。ドアの前でウロチョロしていると、サークルの人が「見学に来たのね。さぁ、入って」と声をかけ背中を押してくれた。こうして、私はサークルに入る決心がついたのである。

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イギリスの大学サークル体験談-音楽を通じて得た仲間

このサークルでは猫の鳴きまねをするなど、他人から見ると少しおかしなウォーミングアップから始まる。

そして毎週異なる歌を先生が指導してくれるのだが、音符やリズムにとらわれず、ただ音楽を身体で感じ楽しむことに重点を置いているため、楽譜はほとんど見ない。
 

始めのうちは簡単な英語ですら全く聞き取れず、訳も分からずただYesと言うことしかできなかった。うまくコミュニケーションをとれない自分を情けなく思い、皆の輪に入ることもできなかった。少しでも早く慣れようと、毎週欠かさずサークルに通い続けた。
 

冬になると、大学内のイベントやパーティーに呼ばれ歌を披露する。皆と過ごす時間が増えていったので、気づけば私には友達がたくさんできていた。サークル活動以外でも、休日を友達とカフェでお話しをしながら過ごしたり、パーティーを開いたりして楽しんだ。
 

帰国する前、皆が私のためにお別れパーティーを開いてくれ、思い出に浸りながら歌を歌い、楽しくて皆でお腹をかかえて大笑いした。別れ際には、皆の強い想いが伝わってきた。いつもとは違うハグに思わず涙がこみ上げてしまう。そして、こんなにもこのサークルが私にとって大きな存在になっていたことに気づいた。
 

英語を学ぶ方法は授業だけではない。音楽という自分の好きなことを通じて、今までとは違った視点で学ぶことにより、私は英語力に加えコミュニケーション能力も養うことができ、憧れのイギリス留学はとても充実したものになった。(監修・3年塩崎ゼミ)

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