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2013年06月13日英米語学科

「私の教室はカフェ」カナダ長期留学レポート

松田英里さん(英米語学科3年 文華女子高校出身)

留学の真の醍醐味は、ただ単純に英語を学ぶことではなく、現地の人々と積極的にコミュニケーションを図り、ネイティブスピーカーが実際に話す英語に触れること。自分はかねてからそう信じていました。
 

カナダ留学中に通っていた学校は、現地での大学進学を目指すアジア圏からの留学生がほとんどです。留学当初、いかにして現地の人々の話す英語に触れようかと、常に試行錯誤を繰り返していました。
 

 

そんなある日、趣味のカフェ巡りをしていると、周りの人々の何気ない会話が聞こえてくることに気が付いたのです。音楽を聴くのを止め、彼らの会話という無料の英会話レッスンに耳を傾けてみることにしました。始めのうちはちょっとした相槌程度しか理解出来なかったのですが、回数を重ねていくうちに徐々に会話の内容が掴めるようになっていきました。各家庭の愚痴をこぼし合っている主婦の集団や、ガールズトークに花を咲かせるティーンエージャー達の姿を見て、どこの国も同じなのだと少しほっとした日があったのを覚えています。

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ホームステイ先にキッチンで、お気に入りのカフェグッズとともに。

若者言葉や俗語を徐々に理解できるようになった頃、思い切って隣に座っていた人に声をかけてみました。カナダ人は天気について話すケースが多いので、その話題から入ることがポイントです。次に、カナダ人に広く親しまれているMr.&Mrs.Smithという映画の話を振ってみました。すると、驚いたことに、その隣、そのまた隣の人にまで会話が広がっていったのです。この経験を通して共通の言語を持つことの素晴らしさを再認識し、「英語が話せて良かった、もっと言いたいことが言えるようになるまで頑張ろう」と心の中で誓いました。
 

またある時は相席した人との会話が弾み、気がつくと二時間が経ち、日が暮れていたということもありました。その人はイギリス人で、異文化を体験したいという理由でカナダに来ていたのです。外国人同士、カナダの良い点悪い点について話し合ったり、母国を紹介したりする中で、共通の言語があるとこんなにも簡単に異文化交流ができて、本やテレビだけでは知ることが出来ない新しい発見があるのだということに驚きを隠せませんでした。近日中にイギリスへ旅行に行く予定だったので、ガイドブックには載っていないお勧めのカフェやレストランを教えてもらいました。
 

留学先では学校で学ぶことはもちろん大切なことですが、私にとってカフェとは、現地の人たちの生活様式を知ることができ、実践的な英会話に触れることもできる素晴らしい学びの場所でした。(監修:塩崎ゼミ3年生)

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