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2010年04月06日中国語学科

中国留学でまさかのヴァイオリンレッスン

寒竹万穂さん(中国語学科4年・私立さくら国際高等学校出身)

先輩がギターを買いに行くと聞いてなにげなくついていった王府井の楽器屋さん。 そこには主に弦楽器が置いてあり、民族楽器も置いてありました。
 

そんな中で私の目を惹いたのが、幼い頃からの憧れ、“ヴァイオリン”。
お高いイメージのある楽器でしたが、物価の安い中国では果たして如何なものか…うん!

一番安い物は余裕で手の届く範囲。
どうしよう…独学で挑戦してみようかな、と悩んだ末に購入を決意。
「おじさん、これください!」するとおじさんからは意外な言葉が…

「おや、君達は日本人かい?私は外国人に二胡やヴァイオリンのレッスンをしているんだよ。 君も良かったらどうだね、習わないかい?」そう言うと生徒さん達の写真を見せてくれました。
 

なるほど確かに多国籍。多くは北京語言大学の留学生なのだそう。こんなにひっそりとしているお店なのに…と驚きました。学生ということでレッスン料も特別安くしてくれるとのこと。

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日本では考えられない破格の値段に、何より現地の人と触れ合える貴重な機会。私は一も二もなく飛びつきました。
「よろしくお願いします!!」
 

それから週に一度習いに行きました。
初めは大丈夫かな?と不安でしたが、多少言葉がわからなくても動きや音を聞いていれば理解できたし、繰り返しているうちに音楽用語など、何と言い表すかの勉強にもなりました。
 

帰国前になって、記念に二胡も欲しいんだという話をすると、「それじゃあ私が調達してきてあげるよ!ここに売っている物よりも安く手に入るからね。ついでにレッスンも数回つけてあげよう!」と言ってくださいました。
 

お店の売り上げのことよりも私のことを考えてくださって、本当に良い先生でした。

何度か通ううちに周りの売り場のおばさん達とも親しくなり、行く度に声を掛けてもらって、お菓子や果物を頂いたりもして交流が深まりました。
 

まさか留学中にこんな経験ができるなんて思ってもみなかったので、音楽は万国共通だなと感じる、貴重な体験となりました。

(留学期間:2008年8月9日から2009年3月21日)

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