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留学先グルメ・教員編 その7 北京料理
―日本に近いが違いすぎる料理

北京での留学や、大学講師の経験がある、外国語学部中国語学科関口美幸教授に、北京滞在中に食べていた料理について話をうかがった。
関口教授は、拓大の長期研修を利用し、1983年8月から翌年3月まで北京冶金機電学院へ留学し、1986年3月から2年間、北方工業大学で日本語を教えていた。
その後も1994年から2002年まで北京で働く(最後の2年間は大学院で勉強)など、大学きっての北京通の教員だ。

当時どのようなものを食べていましたか?

家では、餃子をよく食べていた。外では、羊肉のしゃぶしゃぶ、ジャージャー麺、北京ダックを食べていた。日本では、ジャージャー麺は、かつては高級なイメージがあったが、現地では手軽な値段で食べることができた。
もちろん、外に餃子を食べに行くこともあった。餃子の種類が90を超えるところもあり、ピーマンや玉ねぎ、羊肉が入っているものもあった。お気に入りはパクチーが入ったもの。

中国独自の調味料が多くありますが、おすすめは?

山西省の黒酢かな。黒酢は日本の真っ黒なものに味が近い。北の方では黒酢、南の方では日本と同じような酢を使う。これを中国では「白酢」と言っていた。あとは、山椒、パクチー、唐辛子系。パクチーは、中国語では「香菜」といい、しゃぶしゃぶにねぎ感覚で使う。

北京といえば屋台が有名ですが?

90年代までは、観光というよりも現地の人の生活の一部だった。その時代は衛生的では無かったが、値段が安くてとても楽しかった。屋台では、羊肉を串に刺しクミンをかけたもの、サンザシと呼ばれる小さいリンゴ飴が串に繋がっているようなものが売られていた。

北京で驚いたものは?

北京では、羊肉を使う料理が多かった。特にしゃぶしゃぶといえば羊肉だった。
それ以外に、ヘビの肉、アリ、サソリ、カエルの脚などを食べたことがある。ヘビの肉は、骨が多くて、鶏肉に近い味。アリは、卵焼きの中にごま塩みたいに入っていた記憶がある。サソリは、形がそのままで、唐揚げの状態。
カエルの脚は、火を通し、皮を剥がれたものが二本にょきっとした形のものが皿に山盛りになっていた。味は、これも鶏肉に近い。
スーパーでは、名前はわからないが、パック詰めで芋虫状のものが売られていた(最近はあまりみないが)。

日本でもよく作る、または恋しくなるものはありますか?

中国に行ったときには、よくひまわりの種を買ってきてしまう。中国ではポピュラーで、カボチャの種に近く、塩味。また、最近日本でも手に入るようになったパクチーを入れた炒め物をよく作る。餃子は面倒くさくて帰ってきてからあまり作らなくなった。

餃子

餃子パーティー

▲ 中国語学科の学生と先生方で行った餃子パーティーの様子

今回、北京料理の話を伺って、実際に見たわけではないが、料理のインパクトが強いなと思った。留学や旅行へ気軽に行くことが出来ない状況だが、留学体験を伺うのも驚くことばかりで、刺激的だった。
 (英米語学科3年 加藤 瑞貴)

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