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留学先グルメ・教員編 その5 マレーシア料理
―通算9年滞在の小林孝郎先生(国際日本語学科)が語る

マレーシアの食文化

マレーシアは多民族国家で、主にマレー系、中国系、インド系の三つの民族グループが暮らしている。食文化もおよそこの3種類にわかれている。街にはこの系統ごとにレストランがある。
今回は主に、マレー系の食文化について聞いた。
マレー系の人々はイスラム教徒なのでハラル料理(イスラム法に乗っ取って処理、調理された料理)を食べる。だからマレー系の人々はマレー系のレストランでしか食べない。

マレーシアスタイルの朝食

マレーシアで生活していた当時、小林先生は勤務先の大学の食堂で学生たちと一緒に朝食をとっていた。
そこの大学はマレー系の学生がほとんどを占めるので、朝食はマレー系の料理が並ぶ。主にカレー、鶏だしのスープ、ナシゴレンをバイキングスタイルの朝食で楽しんだ。
ナシゴレンとはマレーシア料理の中でも割と知名度が高い焼き飯料理である。ナシは米、ゴレンは炒めることを意味する。
街では、一般の人々は、朝食は道端の屋台で買ってその場で食べることが多い。首都のクアラルンプールなどでは朝の通勤渋滞がひどいため、朝食は簡単に済ませるのだ。
定番はナシレマだ。ココナッツミルクで炊いた米料理で、持ち運べるようにバナナの葉に包まれ、おにぎりやちまき感覚で食べている。
小林先生が驚いたのは、食べ方だった。「マレー系の人は素手でごはんを食べるんだよね。」。
右手は食事用、左手は「不浄の手」と言われ、トイレで使う。

小林先生のお気に入り料理二品

小林先生の一番のお気に入りの料理は、板麺(パンミー)という中国系のマレーシア料理だ。塩味の刀削麵のようなもので、豚肉、きのこ、アンチョビ、たまご、スイートリーフと呼ばれるほうれん草のような野菜がのっている。「あちこち食べ歩くほどはまった」とか。

板麺

板麺

肉骨茶

肉骨茶
お気に入りの料理二品目は、肉骨茶(バクテー)という中国系のスープ料理だ。肉骨茶は豚肉、きのこ、野菜、油揚げの入った薬膳スープだ。独特な味なので、はじめは少し苦手だったが、何度か食べるうちに好きになった。
一つの国で3つの料理が楽しめる。何ともお得な国ではないか。
英米語学科3年 横山 汐梨
 

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