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留学先グルメ・教員編 その4 スペイン・サラマンカ料理

スペイン料理は、パエリアのみにあらずー古都サラマンカの伝統的スペイン内陸料理とは

スペイン語学科、濵松法子教授にスペイン・サラマンカの料理についてお話を聞いた。先生は学生時代(1982~1983、1986~1987)にスペイン北西部のサラマンカ大学に留学した。数年後、留学時に知り合ったスペイン人の夫と結婚。拓殖大学に着任するまでは、サラマンカ大学で十数年にわたって教育・研究に従事していた。

世界遺産の大学町、サラマンカ

サラマンカは首都マドリッドから鉄道で2時間半ほどの内陸部にある。人口約15万人で、歴史は古代ギリシャ・ローマ時代にまでさかのぼる。
創立1255年の名門サラマンカ大学や大聖堂などがあり、町全体がユネスコの世界遺産に指定されている。
大学には、今でも世界中から留学生が集まってくる。本学の海外提携校の一つで、今もほぼ毎年スペイン語学科の学生が交換留学生として派遣され、大学の日本語教育のアシスタントとして活躍している。
 
以下、濱松先生のお話。

サラマンカ料理のスターたち

サラマンカは内陸部なので、地元でとれる肉料理が多いです。闘牛に出場した牛の肉や、ウサギが食されるのはスペインならではかもしれません。豚の脂身、パン、タマネギ、オリーブオイル、香辛料を混ぜたファリナトという腸詰はサラマンカ独特なものです。
家庭ではひよこ豆やレンズ豆を煮込んだ料理が主流です。特に冬場にはコシードという豆、肉、野菜を入れた、出汁のきいた鍋料理が食べられています。
出汁には肉の骨を使用していて、豚の脂の塊まで入れるんです。食べ方に特徴があり、煮たものをスープ、豆と野菜、肉の3つに分けて食べます。
家庭で作る際にはニンニク、オリーブオイル、パセリ、ローレルの葉っぱは必要不可欠です。サラマンカの人は辛い物をあまり好みません。
手間がかかるので頻繁には作りませんが、オルナソという肉やゆで卵を詰めたパンもあります。現在はパン屋で買う人が多いですが、元々は現地で復活祭の後にピクニックをする習慣があり、その時にお弁当代わりに持って行ったようです。

どうしても食べられないのは、牛や豚の血を固めた赤い豆腐のようなものです。豚の鼻を揚げたり、脳みそに衣を付けて揚げたものなども、現地では好む人もいるようです。

オルナソ

オルナソ

八王子のおススメ、スペイン料理店

実は行きつけスペイン料理店はありません。というのも、家庭で作った方がおいしいからです。
しかし八王子駅にあるグラン・デセオというお店には、フラメンコショーをやっている日に行ったことがあります。パエリアなども出てきて気軽に入れそうな雰囲気でした。

ゼミ生と

ゼミ生とスペイン料理を作った際に
スペイン料理と聞いてまずパエリアを思い浮かべる人が多いだろう。内陸部のサラマンカでは、日本人にはあまり知られていないこだわりが詰まったグルメが食べられている。
濱松先生によるとスペイン料理は日本人の舌に馴染みやすいという。スペインを訪れることができない今、日本で手軽にスペイン料理を楽しんでみては?
 
(英米語学科3年 河村 真由)
 

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