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留学体験談「留学体験 今昔」

今の留学④ 无座的哈尔滨旅行(立ち乗りの哈爾濱旅行)

竹中言那 2年(留学時)
留学先:中国・北方工業大学
留学期間:2018年8月~2019年3月(8ヶ月)

takenaka

私は留学中10月1日から始まる国慶節という大型連休に旅行をしようと決意した。そこで友人と一緒に哈爾濱(ハルビン)と長春(ちょうしゅん)に行く汽車のチケットを予約した。しかし、日本人的考えで休日の前の土日は授業が無いと思い込んでいた私は、中国人の友人から土日も授業があると伝えられると、すぐに駅で出発日を変更してもらった。しかし大型連休であることからもう乗れるのは無座(立ち乗り)だけだった。ここから私達の片道18時間立ち乗りの哈爾濱旅行が始まったのだ。
 中国では誰とでもお喋りできるので汽車の中は賑やかである。私たちも同じ汽車に乗り合わせた中国人と「どこへいくのか?」「何をするのか?」など沢山の話をした。大体みな私達が18時間かけて席のない汽車で哈爾濱へ行くと言うと驚いた。いつもは北京人と会話することが多いため、北京以外の地方の人との方言でのおしゃべりは新鮮で楽しかった。一番驚いたのは中国でも比較的朝鮮半島に近い北方では、犬肉を食べる文化があることだった。
ずっと汽車の床に座っている私達に自分達の席に座っていいよと席を譲ってくれた人が沢山いた。私達が申し訳なく思って断っても、「自分は休んだから」と言う。周りの「人もいいから座りなさい」といい意味でお節介をやく。中国人は思いやりが強いと思う。例えば街中でも道を一人に尋ねると、自分が分からなくても他の知らない中国人に聞いて必ず解決しようとしてくれる。私はそんな困っている人を放っておけない中国人の人情深いところが大好きである。もしも中国で旅行をするならば、飛行機や新幹線ではなく汽車に乗り、中国人と沢山話し、中国人の優しさを感じながら異文化交流するのもいいのかもしれない。

汽車の中

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