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2016年11月16日英米語学科

カナダ7か月留学体験記

当たり前だけど、何もしなければ失敗もしない

英米語学科4年  山下 実穂

7カ月に渡るカナダ留学が終わった。思い返してみると、勉強することや友人を作ることだけではなく、たくさんカナダでしかできない体験をした。 これまでの人生の中で最も濃い生活を送ることができた。 英語力の向上や、異文化理解はもちろんのこと、今回が初めての海外渡航だった私にとって、何もかもが初めての経験で、毎日が新しい発見と学びの連続だった。

失敗は成功のもと

充実していたカナダでの生活だが、時に少し後悔することもある。
それは失敗することを避けていたことだ。特にコミュニケーションにおいて、英語のミスをすることを恐れていた私は、ホストファミリーと話すことを極力避けていた。

もともとスピーキングが苦手だったのに加え、アフリカのガーナ出身のホストファミリーは英語に訛りがあり聞き取るのが難しい。 さらに追い打ちをかけたのが、「言いたいことがあるなら言いなさい」とすぐ言葉に詰まる私へのホストマザーの口癖だった。次第にマザーとの会話も減り、自室にこもることが多くなった。

しばらくそんな生活が続き、見かねたマザーは私にこう言った。
「間違えないと何も成長しない。あなたは英語を学びに、間違えるためにここにいるのよ。」
英語に限らず知らない土地、ましてや海外に滞在する以上、日常生活、授業中、様々なところでつまずき、失敗することがある。 「失敗するくらいなら何もしないほうがまし」と考えていた私にとって、間違いを犯すことが初めは本当に恥ずかしくて嫌だった。

しかし、間違えた英語を話して初めて間違いに気づくことができ、次から気を付けることができる。失敗は成功のもとと言うように、失敗の数だけ学ぶことがある。

後悔から学んだこと

人が人生を終えるときに一番後悔することは挑戦しなかったことであると聞いた。人生の一部である留学も同じだ。

「失敗を恐れずに挑戦しなさい」というのは決して「すべてがうまくいきますよ」ということではない。
うまくいけばそれはそれでいい。失敗したらそこから学び、成長することができる。だから、「何もしない」、つまり失敗を避けるということは、おのずと学びと成長の機会を逃している。そういう面で「あのときあれをしておけば...」と心残りなことが正直いくつか思い当たる。
本当に恐れるべきは一時の失敗ではなく、その後の何もしなかったことに対する後悔だ。

これからは今回の研修で学んだことを生かし、自分の可能性を広げるため、また今後の人生、後悔を残すことのないように、様々なことに積極的にチャレンジしていきたいと思う。

20161116canada

本人右から二人目
掲載日:2016年11月16日

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