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2015年07月28日スペイン語学科

【卒業後の進路】人生のターニングポイントになったメキシコ留学

海外で活躍した・している卒業生

 

2006年卒業 福田勲さん

みなさん、こんにちは。2006年卒の福田勲です。私は今、自動車部品メーカーに勤めており、現地駐在員として2014年から3年間の予定で、メキシコで働いています。
 

私は、拓殖大学在学中、1年生のときにスペイン短期留学を経験しました。スペイン語を習い始めて1年しか経っていなかったので、ホストファミリーとも、サラマンカ大学の先生とも思うように話すことが出来ず、歯がゆい思いをしたことを今でも思い出します。

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2年生になり、長期留学を検討するにあたり、スペインは既に1度行っているので、今度はメキシコにしようと深く考えずに応募しました。今、考えれば、これが私の将来を決めるターニングポイントだったのだと思います。メキシコ長期留学中にお世話になったホストファミリーの優しさ、おいしい料理、気候、人々との触れ合い、全てが自分に合っていて、「卒業後はメキシコで働きたい」とまで思うようになったからです。
 

「長期留学体験を仕事に活かしたい」 みなさんの中にも、そう思っているかたがいらっしゃるかもしれません。私も、留学で身につけたスペイン語を活かして、大好きになったメキシコで働きたいという思いが募り、メキシコに拠点や工場がある企業を探すことにしました。具体的には就活サイトに「メキシコ」と打ち込んで、検索された企業を検討したのです。業種・職種は重視しませんでした。
 

今から考えれば、よくそんなやり方で仕事が見つかったと思いますが、幸運にもある自動車部品メーカーへ就職することが出来ました。しかし、働きだしてみると、仕事でスペイン語を使う機会は一切ありませんでした。その代わり毎日飛び交っていたのは業界用語でした。しばらくは業界用語と仕事を覚えることで精いっぱいの毎日でした。
 

6年~7年経った頃でしょうか、にわかにメキシコが自動車製造業界において注目される存在となりました。それまでも、事ある毎にメキシコで働きたいとアピールしていたのですが、それがついに現実味を帯びてきました。ある日、会社の飲み会で上司に改めてメキシコで働きたいと伝えたところ、ちょうどそういう人材を探していたと言われ、あれよ、あれよという間にメキシコ出向が決まってしまいました。私が幸運だったのは、スペイン語を話すことができる人間が少なかったこと、メキシコが自動車業界にとって注目される国になったことだと思います。しかし、それまでの仕事ぶりが評価された結果でもあるので、嬉しいことでした。
 

最後に、海外で働きたいと思っているみなさんに伝えたいことがあります。

メキシコで働いているとはいえ、英語も必須です。英語の勉強も疎かにしないことが大切です。また、言葉はあくまで伝達手段です。言葉を使って何を伝えるかのほうが大切です。何か一つでもいいから自分の強みを作ることの重要さを実感する毎日です。
 

今、こうしてメキシコで充実した毎日を送ることが出来ているのは、在学中にお世話になったスペイン語学科の先生方のおかげでもあります。感謝の気持ちをもってこの文章を終わらせていただきます。

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