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2014年08月11日中国語学科

留学を成功させるコツ教えます ― 留学前の着実な準備と現地でのチューターの活用 中国北方工業大学留学体験記

中国語学科 4年 富田 真由美さん(神奈川県立寒川高校出身)
 

留学は人生のクライマックスの一つです。今回の中国への長期研修(8か月留学)に臨むにあたり、私はまず2年間きっちりと中国語の基礎を鍛え、3年生の後期からの留学で、その成果を見たいと考えていたのです。

現地の中国語に直接触れ生活する事によって、ネイティブと同じ発音で流ちょうに話せるのか、2年間積み上げてきたものがどのくらい通用するのか、自分の力を試してみたかったのです。

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友人(右)と筆者、天津旅行中撮影

留学中のクラスはレベルの低い順からA1、A2、B1、B2、C、D、学力(中国読みで「シュエリー」)、の7クラスに分けられていました。私は拓殖大学で2年間、授業で会話や文法などの基礎固めをしていたおかげで、上から2番目のDクラスに入ることが出来ました。このクラスには、20人程の留学生がいて、日本人の他に主にモンゴル人や韓国人がいて、他にはアフガニスタンなどの中央アジア系、アフリカ系の学生がいました。授業としては基本会話、文法、聞き取りなどをしました。
 

クラスが決まると、留学期間中、学力の助けとなってくれるチューター(学校側で決められた日本人留学生のサポートをしてくれる中国人学生のこと)が李 ?(リ・イン)さんに決まりました。授業が始まると2年間基礎固めをして恵まれたクラスにも入れたにも関わらず、ネイティブの話すスピードについていけず、言ったことに対してすぐに反応が出来ませんでした。こんな時、本当に助けになったのがこの李さんの存在でした。
 

私は李さんと沢山交流をして、中国語と触れる機会を増やしてみました。彼女は日本語が一切喋れなかったので、ずっと中国語だけで会話をしてみたり、二人だけで週1回勉強会を開いたりしました。勉強会では主に中国語で会話、自分でわからない文法、授業で理解できなかった事などを李さんと勉強をして理解を深めていきました。

勉強だけでなく、彼女の故郷の唐山という所に旅行しに行ったりしました。観光をしていた時、目の前に凧が落ちてきたのがきっかけで現地の親子と喋る機会がありました。以前ならネイティブの話すスピードについていけず、彼らとうまく話せるか不安でしたが、この親子と自然に会話をしている自分に成長を感じました。
 

新学期になってからは最上級の学力(シュエリー)クラスに上がる事も出来ました。クラスでは熟語やことわざなど、現地の学生と同じ内容でレベルの高い授業であったため、私の語学力にさらに磨きをかけてくれました。
 

最初は中国人の言った事に反応出来ず落ち込むこともありました。そこで挫折するのではなく、周囲の助けを借りつつ積極的に挑戦し続けることが大切だなと改めて感じることが出来ました。これも、日本で真面目に培ってきた中国語の基本の習得があったからこそ可能だったと思います。
 

留学を考えている1年生、留学は行ってからではなく、行くまでの期間が重要です。みっちり基礎を鍛えてから出掛けてくださいね。  

(英米語学科3年塩崎ゼミ監修)

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