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2014年07月05日スペイン語学科

メキシコ留学で、自分から働きかける大切さを学ぶ

スペイン語学科3年 浅野辰弥さん

私がメキシコに留学のために渡る前に考えていたことは「語学の勉強のために留学に行く」ということでした。結論を最初に述べると、私がメキシコで過ごした中で得たものは語学の能力だけではありませんでした。
 

私達、拓大生が留学するメキシコ国立自治大学には様々な国の留学生が集まって一緒に勉強をします。そんなメキシコの国際色溢れる生活の中で私が学んだことは、日本に持って帰りきれないほど沢山ありました。

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ダンスのクラスの発表会後にクラスメイトとの写真
メキシコに来た最初の1ヶ月から3ヶ月程の間、私の場合はスペイン語を通してコミュニケーションをとることに苦労していました。
しかし、現地や他の国からの留学生とも友達になりたかったので、まず私が最初にとったコミュニケーションの方法は相手に合わせて挨拶の仕方を変えるということでした。

具体的な例だと、男性同士の挨拶はメキシコ人が相手だと、ハイタッチしてから拳を合わせます。私達と同じ時期に一緒に勉強していたハイチの友達との挨拶は手をしっかり握り合うのが挨拶でした。

また、男女同士の挨拶だと、抱き合ったり、お互いの頬を合わせたりもします。この様に挨拶の仕方を日本と一つ変えてみるだけで、言葉が通じなくても友達の輪がどんどんと広がっていくことに気づきました。こういった挨拶の様に文化的な部分を肌で感じることが出来るのも留学の楽しみの一つだと私は思っています。
そして、語学以外に一番私が学んだことは、自分から働きかけていくことでした。私の場合は最初に2ヶ月程私達が滞在するタスコとその後に移る首都のメキシコシティの両方でキックボクシングとボクシングのジムに通っていました。

ジムを探すのに現地の人に道を聞いたり、ジムメイトと仲良くなるために積極的に自分から話しかけたりして、メキシコ人のコミュニティに入っていきました。最初は緊張していましたが、メキシコでは一度会ったことのある人はもうamigo(友達)です。

老若男女問わずに色んな人が色んな場所で私のことを助けてくれました。また、私の場合は話すことよりスペイン語を聞き取ることの方が苦手だったので、タスコにいる間はmercado(市場)の中にある食堂に通ってそこにいる食堂のおばさんとよく話したりもしていました。

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友達とその家族に誕生日をお祝いしてもらった時

そんな、試行錯誤しながらも現地の人に助けられながらの留学生活は、私に新しい世界を見せてくれる刺激的であり、大変でありながらもとても楽しいものとなりました。そこで私が見つけた答えは、留学は単に語学を学びにいくだけのものではなく、その国の文化や人について、自分自身を表現する力を学びに行くというものでした。
 

最後に、今留学を考えている方、海外に興味を持っている方に私は是非日本の外に出ていくことに挑戦してみてほしいと思います。それが例え1週間でもメキシコ長期留学のような7ヶ月間でも、きっと日本では見られない新しいものを見ることが出来ると思います。

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