HOME外国語学部NEWS
2013年02月04日中国語学科

『留学中に辛いことがあっても、24時間走るよりはましだ!』 ―ウルトラマラソンの接待・通訳を務めてー

八野嶺太さん (中国語学科3年 東京都立青梅総合高校出身)

私は前回の長期留学に続き、今回は交換留学で再び台湾東呉大學に留学で来ています。
 

前回の留学で8か月の短さを思い知ったので、「今回は絶対に1日1日を無駄に過ごさない!中国語と台湾語漬けの生活にする!」と決心し、数多くの活動に参加しています。
 

交換留学に来て4か月が経ちました。その中で1番の思い出は「東呉大學24時間国際ウルトラマラソン」の日本代表選手の接待・通訳を1週間ほど務めたことです。日本語学科の学生達と共に日本語スタッフをしたのですが、日本人は私1人だったので貴重な体験になりました。

選手の講演の翻訳手伝い、講演の質問タイムの通訳、テレビインタビューの通訳、会議の通訳、閉会式の通訳、出版社との連絡、買い出し、タクシー移動、空港へ送り迎えなど多くの仕事をさせてもらいました。テレビインタビューの通訳などは「それは無理です、自分には難しすぎます」と言いたくなりましたが、こんな良いチャンスは2度とないと思ったので、挑戦しました。

マラソン大会本番は、選手に食事や飲料を出したり、選手を応援したりで大忙し。ひたすらグランドのトラックを走る選手を24時間見守る大事な仕事です。選手が1番大変な思いをしたのはもちろんですが、私も30時間睡眠無しでした。

130204hachino-thumb-250x186-13712

結果は、私が担当した関家良一選手が261キロ走り、見事優勝。閉会式の時に関家さんが疲れ果てた表情で私に言った「八野君が担当で本当に良かった。ありがとう」は今でもはっきり覚えています。
 

選手たちが24時間休むことなく走り続ける姿を見て、留学中に辛いことがあっても絶対に挫折してはいけないということを学びました。勉強の辛さや海外生活の悩みなど、24時間走るよりはましだ!という気合いの精神で留学生活を送る糧になりました。
 

留学中の後輩、留学に興味を持っている後輩へ私が伝えたいこと

留学へ行ったときは、現地のことは何でも吸収してやろうという意欲を持ち、五感をしっかり働かせながら、現地の人との交流を1番大事にしてください。言葉ができないからといって、引っ込み思案になってはいけません。身振り手振りでもいいから意思の疎通を試みてください。
 

そんな大胆さ、異国の人や異文化を理解しようとする欲求の方が、海外に来てまで机でダラダラと勉強するよりもずっと価値があるということです。せっかく日本とは違う世界に身を投じたのだから、言葉が話せるかどうかを心配する前に、何でも体験することが大事です。
 

現地の大学のサークルに参加する、日本に興味を持っている学生に日本語を教える、ルームメイトに流行りの文化を聞く、ご飯に誘う、他の留学生も呼んで国際交流パーティーを開く、聴講で本科生の授業に出てみる、学校にあるグランドや図書館等に足を運ぶ、屋台の主人と話すなど交流の方法は無限にあります。
 

言葉の心配を捨てて、交流を続けた先には、何か感じることがあると思います。

それは私達のような海外経験者にしかわからないことでしょう。

TOOLS