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TOEIC高得点でも無知で世間知らずな英米語学科生」と言われないために ― 4年生や教員オススメの、目から鱗の教養本


英米語学科では、「2年終了までにTOEIC500」の進級要件を課して以来、全体的にTOEICスコアが上がっている。現在、1年末で平均500、同2年で600となっているが、1年末で平均550、同2年で700となる日もそう遠くはない。しかし、大学はTOEICのスコアを上げるためだけに来る場所ではない。ネイティブなどを相手に、可能な限り正確に英語を理解し表現する力に磨きをかけ、表現できる内容を高度にするのが英米語学科だ。入学して4年後には、その英語力を何らかの形で生かした仕事に就いてほしい。

しかし、就職の現実は厳しい。人気の航空、ホテル、旅行業界は、ある程度安定供給ができているが、就職先の割合のトップは「卸・小売業」である。なぜだ! なぜ、もっとダイナミックな仕事に就かないのか?英米語学科では、その理由を分析した結果、次の結論に達した。英米語学科生は英語を熱心に勉強するあまり、「世間を知らな過ぎる」ことが一因ではないか。

世間を知るとは、自分の身の回り、日本、さらに地球規模で過去に起こったこと、現在起こっていること、将来起こることを、それぞれ関連付けて理解することだ。大学には教養科目があるが、これだけでは足りない。補うには実地体験+読書が理想的だ。ネット情報は玉石混交で学生には判別が難しい。読書=小説と考えている人もいるが、小説は「心」の肥料であり、教養に必要なのは「頭」の肥料である。教養を深めるのに手っ取り早いのが、新書と呼ばれる1000円以下のシリーズ・ノンフィクション本だ。難易度はそれぞれ異なるが、1冊数千円するような分厚い学問書よりは、はるかに理解しやすい。

このコラムでは、英米語学科の教員や4年生、卒業生がオススメする教養本(主に新書)を紹介する。じっくり読んで、これは!と思う箇所に線を引いてみよう。向上心を刺激する表現、なるほど!と手を打つような記述は、どこかにメモしておこう。FBにアップするのもいい。自分だけの「知識の宝箱」になるはずだ。

もう、「無知で世間知らず」などとは言われないはずだ。
「TOEIC高得点でも無知で世間知らずな英米語学科生」と言われないために
― 4年生や教員オススメの、目から鱗の教養本


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